サイト診断・WEBリーディングのケーススタディ(提案が理解できない)
お問い合わせ内容
ホームページをリニューアルしました。事前に専門家に分析してもらい、改善に向けて提案も受けましたが、正直いって難しく理解できない部分が大きく、公開はできたものの、これで果たして良かったのか悩んでいます。ホームページをみて率直なご意見いただきたいです。
(WEBサイトURL:**************)
相談者様の背景(WEBリーディング)
相談者さんは地域でエステサロンを三店舗経営していらっしゃいます。創業5年。創業時にホームページを立ち上げましたが最近リニューアルされました。ページ数は20ページです。構成はTOP、店舗紹介、サービス紹介、お客様の声、プラン紹介、予約申込、ブログなどです。wordpressで作られているようです。タイトルは「◎◎市のエステなら◎◎サロン 人気の◎◎(サービス)」リニューアルと同時にInstagramを開設されました。
ホームページについて
トレンドのデザインを取り入れたホームページです。店舗写真やスタッフの写真もあり、綺麗な雰囲気を感じることができます。お客様の声やサービス紹介も詳しく、情報をたくさん収集できます。スマートフォンでみたときに若干くずれる部分や、メニューのみえづらい箇所を確認しましたが、現時点で印象は悪くありません。
リニューアル前の分析について
リニューアル以前のホームページの姿や仕様がどうだったか、またどのような分析レポートだったのかが分からないので想像になりますが、おそらく様々な分析手法を提示した上で、リニューアルに向けて、改善提案をされたのだと思います。
分析の理解とリニューアルについて
相談の趣旨から想像すると、理解できないまま実際に伝えたい課題やコンセプトが反映されず、デザインや内容に完全にご満足されない状態で、公開まで進んだのではないか、もしくは公開までのプロセスに不満があったのではないかと推察します。
デザイン
通常、リニューアルはデザインを提示し、FIX(クライアント様がこれでOKですというタイミング)を経て、ホームページ制作をすすめます。いつのまにか気が付くと公開まですすんでいた、というのであれば、今後の保守運用にも課題が残るため、よく話し合われることを推奨します。
改善点
リニューアルしたばかりなので、まず改善というより販促を行うべきと思います。器だけかわって、営業内容が変わらないのでは、お客様はメリットが享受できませんので、リニューアル記念のクーポンを掲載する等、最初がスタートだと思います。SNSも積極的に投稿してください。
もし、ホームページの内容と実情でギャップがあったり足りない部分があれば少しずつメモをとっておくことをおすすめします。気づきは一度にたくさんは出ないからです。
まとめ
上記は診断実績にもとづくケーススタディで、架空のものとして作成しました。実はこうした相談は多くあります。ホームページは家造りと同じなので、信頼のおける設計士さんを見定める必要があると思います。
分析の説明が分かりにくいと思えば、それは簡単にわかりやすくいうとどういうことですか?とか、その分析でわたしたちは何をすればいいですか?など、理解するための率直な質問を正直に投げてみると良いと思います。制作会社はWEB制作のプロだと思いますが、相談者様業界のプロではないので、そこは躊躇しなくてよいです。
コンサルタントは相談者のお話をよく聞いた上で、納得するようなコミュニケーションを心がけるべきと思います。私たちも日頃から気をつけるようにしたいです。
画像生成:Canva