ドラマ「わたしの宝物」5話視聴の感想
ちょっと胸が苦しすぎます。先程「わたしの宝物」5話を見終わったのですが、しばらく放心状態です。こんなに悲しくて苦しい気持ちになるなんて。宏樹が…宏樹が…宏樹…あぁぁぁ…。
5話の台本には出演者がみんな驚いた…とは既にインタビュー記事で読んでいたし、4話放送後から流されていた予告でも、真琴や莉紗の告白がチラッと流れていたし、“修羅場が始まる!!”なんて書いてあったので、そういった展開を予測はしていましたよ。栞が宏樹の子供じゃないとも視聴者全員がとっくに知っていたし、コレ宏樹が知っちゃったらどうなるの??それはいつなの??とずっとソワソワしていました。
でもね。
そんな心構えなんて全然足りなかったです。今週は、田中圭さんのお芝居に、どえらい衝撃波を喰らいました。凄かった。画面から目が離せなかったです。宏樹の表情や動きや声や佇まい、その全てから、物凄い悲しみが深く強く伝わってきて、ぐっさり突き刺さってずっと胸が苦しいです。私の心は、栞ちゃんを抱っこした宏樹と共にあの海に連れ去られました。来週の6話の放送日まで1週間、私あの灰色の海辺で泣きながら祈り続けます。どうか2人とも無事でいて欲しい。あぁ苦しい。誰か宏樹を助けてあげて!!!!!お願いします!!!!!!
しかし本当にえげつないお芝居しますね、私の推しは!!!はぁぁっぁぁああ!!!(落ち着いて)まったく最高か!!!!!(良いお芝居が見れて大興奮)
ところで、少し話がずれるかもですが。
「わたしの宝物」のドラマがはじまった頃、友人との雑談で「托卵といえばさ、昔、あの芸能人夫婦がいたよね」と約10年前にメディアを席巻したOさんKさん元ご夫婦の話を思い出してました。この制作チームが、托卵をテーマにしたドラマの構想を練り出したのは約10年前とのこと。だとしたら、当然、あの当時にすごく話題になったこの件もデータベースに入っているのでは…とは考えていました。あのとき視聴者が一番に心を寄せて、最も注目したのは、夫のOさんと彼のお子さんに対する深い愛情でした。私は、こういった事をあまり深く考えるつもりも無かったし詳しくも無いのですが、私もOさんが可哀想だと思った事はなんとなく覚えています。もしかしたら今回のドラマの中で、製作陣が物語の肝として本当に描きたかった事のひとつが、この托卵された父親の姿だったのかなぁ…とは。
とはいえ、この連続ドラマはまだ5話です。第1話から、もの凄いスピードで疾走してきたこの物語は、今週まるで最終回直前のような大きな衝撃で私たちを揺らしてきました。え?!でもまだ半分くらいですよね??この先どうなっちゃうの??宏樹は??栞は??美羽は??冬月は??この半ばで、これを出してきたという事は、この先にさらに描きたいテーマが待ち受けているのでしょうか??!!いやもう来週も待ちきれません。大興奮です。あぁぁぁぁあ、どうか宏樹が幸せになりますように!!!!!
それから、今週は真琴役の恒松さんのお芝居も見応えありましたね。女の怒りや正義感 情念と嫉妬と軽蔑が全て綯い交ぜになって、きつく締め付けてくるような苦しさに溢れていました。真琴は美羽の事も物凄く大好きで慕っていた分、許せなさも倍増だったのでしょうね。「女の勘ですよ。いや、母親の勘です。」という、ちょっと意味の通らない理由にすらも、説得力が乗っかる強いお芝居で、思わず息を飲みました。あのシーンを凄い力でグイグイ引っ張ってましたね。めちゃくちゃ惹き込まれました。凄かったなぁ。
連ドラって本当に楽しいですね。今日は、宏樹の幸せを、いつも以上に願いながら眠ろうと思います。
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