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Elîhの村の祭りがとても素朴だった@Elîh(バトマン)
昨日Gernasから、「明日バトマン行くやろ?」とメッセージがあった。
Amedに到着した初日に偶然Gernasに会い、Elîh(バトマン)の彼の村で祭りがある、と聞いていたので、うっすら予定には入れていた。
でもちょっとした「社交疲れ」が出てきていたので、スキップしようと思っていた。前にもちらっと書いたように、総じて「その場限りの提案」がとても多いというのもあった。
そしたら意外にもリマインドがきたので、これは行ってみよう、となった。
11時頃、昨年にGernasのゲストとして番組出演した時のクルーのおじさん2人とGernasが迎えに来てくれた。4人の旅だ。
一路Elîhの村へ。
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意外にも街中から近くにあったその村に到着すると、みんな大好物の木の実やらを売る店、洋服、おもちゃ、アイス、など、出店が並ぶ。とても素朴な感じで。
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歩いていると、異質な訪問者に大興奮の子供たちがすごい勢いで寄ってきて、「エリカ」「エリカ」と大合唱になる。Gernasらの番組の撮影の妨げになるほどだった。
出店コーナーからまた少し離れてところにピクニックサイトがあった。その一角、Gernasの親戚が集まるエリアへ行ってみると、焚き火をしてそこで鶏肉を焼いたりして、それぞれの陣地でBBQをしていた。
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「どうぞどうぞ、こっちへ来て食べて」女性たちに招き入れられて座ると、鶏肉炭火焼定食が提供された。結構な量だ。
ここでも女性たちが写真を撮ろうと群がってきて、終わりのない撮影大会に巻き込まれた。
「全然食べてないじゃない。食べて」
いや、この状況見て。フォーク持つ暇与えられてへんで。
女性たちは一様に自分が美しく写っていないと納得しないので、同じ姿勢で何十枚も付き合わされる。
すっかり疲れて、美味しそうなご飯をいただく気力も失せて、そのままお返しした。
「日本とここ、どっちが良い?」
「イスラム教は素晴らしい。なぜイスラム教徒じゃないの?」
結婚しているか子供いるか何歳か、というスーパープライベートな質問はもちろん定番として必ず飛んでくるのだが、それに加えて、上の質問は判で押したように必ずされる。
それからこれ。
「みんな同じ目をして、同じ顔をしているけど、どうやって見分けるの?」
定番の吊り目ポーズをしながら。いくらなんでも素朴すぎるやろ、と毎度思う。
「あなたたちが違うように私たちも当然みんな違う」と伝えると
「みんな同じに見える」と言われる。
ここまでも同じ。
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祭りの取材の一環としてインタビュー的なこともされるハメになった。全然写りたくなかったので気がすすまなかったが、連れてきてもらっているのでお礼の気持ちで少し出ておいた。
すっかり疲れ切って帰宅。社交疲れのトドメ。