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今日も今日とてZeyneb Yaş先生訪問@Amed

今日はMêrdinかCizîra Botanへ移動!と思っていたのだけど、研究者Zeyneb Yaşのアーカイブの中にまだ欲しい素材があるので、今日も今日とて彼女を訪ねることに。

なんだかんだで毎日Zeyneb先生と会っている。

彼女は「歩く博物館」。

クルド音楽に関する音源、文字情報、写真、動画、レコード現物、など、あらゆる素材が彼女の元に集まる。

そして、その膨大な資料を彼女はアーカイブしている。古い音源をデジタル化し、採譜し、映像資料や楽器実物を観られるように博物館に音楽のコーナーを作り、、、その仕事内容は枚挙にいとまがない。

昨日はフィンランド、今日はイタリアとジョージア、世界中から客人がやってくるので彼らをもてなすという仕事も発生する。

ジョージアからのお客さんと一緒に



だから、超多忙なのに、私のために毎日2〜3時間割いてくれている。もう、ほんまに、尊過ぎる!!

アーカイブを見せてもらう


Zeyneb Yaş先生。大好き!



Zeyneb先生と博物館内を歩いていると、Weqfa Mezopotamia(メソポタミア研究所)のMikail先生という人が偶然お茶していて、「エリカ!こっちおいで!」と声をかけてくる。

Mikail先生とは初めてお会いしたけれど、私が毎日「知識人界隈」でうろついているので、皆が私のことを知ってくれているようだ。

右から2番目:Mikail先生、その左: タマラさん



彼とお茶していたのはイタリア人女性タマラさん。まあ見事なクルド語を話す。イタリアで、クルド語・英語・イタリア語の辞書を作っているそう。

「何年勉強したの?どうやって?」と尋ねると、
「3年くらいかな。友達と話しながら」

なんと!私は5年ほどのらりくらりやっているのにまだまだ拙い。彼女はネイティブスピーカー並みの語彙とスピードで話す。本当に恐れ入りました。

が、彼女独特の話し方の癖がものすごく強く、理解しようと集中しすぎて、脳みそがカスカスに疲れてしまった。

タマラさんに夕食に誘ってもらったけど、脳みそが耐えられそうになかったので、お断りして帰宅。今日はもう十分!おしまい!

帰宅すると、Ferayが作ってくれた美味しいファスリエをいただいて癒された。

博物館の美しい中庭


伝説的音楽家Aram Tigranのダフ。写真うまく撮れず
博物館の扉 この街に無数にある古い扉はどれも違ってどれも味がある
Ferayのファスリエ 優しい味付けの彼女の料理が心身を癒してくれる

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