Geverの結婚式 Govend(ダンス)がかなり激しい
今日はSerdarの従姉妹の結婚式。Bêrîvanのお姉さんSemraに伝統衣装(Kiras û Fistan)を借りた。
当のSemroは衣装もメイクも完全にキメていたのに、出かける直前になって「死ぬほど退屈だから行きたくない」とごねだして、Semroのお母さんから、「来いって言って連れてきて」と促される。みんなで説得してSemroを連れ出すことに成功。村からGeverの街中の会場へ向かう。
会場へ着くと、まずは食事が提供される。スープ、パン、ご飯と羊肉の煮込み。Serdarのお母さんが作ってくれたじゃがいもといんげんの煮込みを食べたばかりだったのでお腹いっぱいだったが、食べ物、特に羊肉が廃棄されるのは嫌だったので無理矢理食べる。衣装がはち切れそうになる。
食事が終わるとメインの会場でダンスが始まる。女性が全員伝統衣装なので、ダンスも見応えがある。しばらくは知っているダンスが続いたので輪に加えてもらって踊っていたが、終盤にさしかかると、めちゃくちゃ激しいダンスが始まった。3種類やってお開き。「最後らへんのはColemêrg特有のダンスだよ」と、Serdarが汗だくで教えてくれた。
Colemêrg特有のダンスはかなり見応えがあり、踊る方も楽しそうで、単純なパターンを何時間も続ける結婚式とは一線を画す経験になった。
式が終わると、部族長のおじさんの豪邸に10人くらい集まって飲み会が始まった。まさか村でビールを飲む機会があるとは。2時頃まで続いた宴会の最後はやっぱりチャイでしめておしまい。