Rudawのストレスフルな撮影の続き@Amed
今日もRudawの撮影の続き。
12時と約束していたので、11:50に、「12時だよね?待ってるよ」とリマインドメールを送る。
時間なんてこっちでは誰も守らないけど、さっさと済ませたいストレス案件なので、急かしたりしてみる。
今日も安定的にいらいらしたけど、意外にサクッと終えられたので良かった。
相性が悪かったね。さようなら。
終わる頃にちょうどセルダルと従兄弟のナイームがAmedにやってきた。久しぶりのナイーム!嬉しい!
と思ったら、コーヒー飲んで、ナイームはすぐ帰るという。また犠牲祭で会おう!
ナイームにアザドのホームスタジオまで送ってもらうと、アザドと婚約者のオズレムが温かく迎えてくれた。
さっきまでの心の傷を癒してくれるアカチン夫妻。
出前にとってくれたラフマジュンをいただきながら、レコーディングの進め方について話し合い、デモを作ろう!ということになる。
ピアノの演奏では初めてのレコーディングなので、練習段階でだいぶ緊張して、失敗しまくる。
「大丈夫大丈夫。失敗するのなんて普通のことだから、リラックスして、自由に弾いて!」
セルダルとアザドが応援してくれる。
さて、いよいよデモ用に、「ボーカルとピアノ、一緒に録ろう」ということになり、ピアノの前奏から入り、セルダルの歌が入ってくる。
圧倒的な歌声、、、!
もう何百回も聴いているけど、本気で歌う時のセルダルは神がかっている。こちらの演奏もどんどんのってくる。1人で弾くよりずっと心地よく弾ける。
2テイク録って、それぞれの良いところを切り貼りして一本作る。
初めての体験、とても楽しかった。本番レコーディングは明後日!
アザド宅を出て、次は別のアザドに会いに行く。映像制作をしている人だ。最近は大物ミュージシャン、Mehmet Atliのドキュメンタリーを制作している。セルダルが、アザドにクリップを作ってもらおう、と思いつき、相談することに。文学博士のジュムフールも交えて4人で夜のチャイタイム。
新たに知り合ったこの2人、言うことがいちいちめちゃくちゃおもしろい。クリップの具体的な構想についてもいろんなアイディアが出てくるし、話題はクルド音楽市場のあれこれから、一般芸術論まで。100%楽しい夜の茶会であった。