執念のピアノ練習@Amed
昨夜はAmed到着が深夜2時、なんだかんだで就寝が3時頃だったので、ゆっくりめに起床。
階下に降りると施設管理者のOsmanがいた。
朝ごはんを食べられるところがないか尋ねてみると、自分もお腹が空いているから一緒に食べよう、と言って、ササっとチーズやオリーブを用意して、パンを買いに行ってくれた。スタバのコーヒーも淹れてくれる。
黙っていてもじっとしていてもチャイを飲み過ぎて歯が茶色くなるので、コーヒーが嬉しい。
朝ごはんが終わると、ごく近所にある音楽学校、ma music centerを訪ねてみる。友人のXebatやMesûdがいたので挨拶して、少しピアノを借りて練習。
ピアノの練習のためだけにこの二日間を確保したのだ。9時間半かけてAmedにやってきたのだ。
ピアノのある環境を求めるのは、日本よりも何倍も何倍も難しい。
Azadに事前に「7日と8日、ピアノを貸して欲しい」とお願いしていて、OKを貰っていたけど、それで確約、と思ったら大間違いだ。この地でそれは通用しない。実現するかどうかは当日、その時間の相手の都合次第。
実際、Azadに昼過ぎに電話したが繋がらず、コールバックがあったのが14時すぎ。しかも都合が悪いという。救いだったのは、友達のスタジオのピアノを使えるように連絡したから、という内容だったこと。
結果的に、個室で3時間ほど、電子ピアノを弾かせてもらえたのでとても良かった。
夜はma musicの生徒たちの発表会があるというので行ってみることに。
初っ端、ド下手なウードとド下手なピアノとド下手なサズ、それぞれソロ演奏を聴かされ、正真正銘の「発表会」だった。
周りを見ると、確かに生徒の家族らしき人だらけ。
この会に「ぜひ来て!」と、よく誘ったもんだ、と内心思っていたところ、さっきのド下手なウードの女の子が歌い出した。
びっくり仰天。歌がめちゃくちゃ上手い。
なんで、ど頭でウード弾いたんや。なんで弾かされたんや。
もう一人のド下手ウードの男の子も歌がとても良い。
「歌ウマ、デフォ説」が強化された。