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クルドダンスナイトとサヤインゲン2種

いつものように、カドゥキョイからヨーロッパ側に渡りたくて、ベシクタシュ行きの船にのった。乗客がものすごい数で、通路にまで人がぎっしりだ。ラマダン明けの祝日だからかなぁと思っていた。

えらく時間がかかるなぁと思ってGoogle Mapを見てみると、向かう先は離島だった、、

イスタンブールには、昔に行ったことのある島を含めて4つの離島がある。私はアイランドホッピングの便に乗り込んでいたのだ。

夫が送金してくれたので、ウェスタンユニオンで受け取りたかったが、カドゥキョイのウェスタンユニオンは祝日でクローズ。タクシムの方へ行けと言われ、めんどくさいな、と思いながらの移動だった。

離島観光でホクホクな人々と、間違えて乗った人。かなりの遠回りになったが、ヨーロッパ側にたどりつく。いくつかのウェスタンユニオンはやはりクローズで、やっと営業中の店舗を見つけてようやく現金ゲット。ありがとう夫。

大金を持っているので早く帰りたかったが、カードに付帯の保険を利用するため、警察への届け出もしておく。ツーリストポリスに行き、書類を書いて完了。さあ帰ろう。私はここに大金を持っています。

家でワッカス先生に頼まれた仕事をしていると、あゆみさんが「今夜、楽しそうなクルドダンスのイベントがありますよ」と教えてくれた。行きたい!!

夜22時前、タクシムに戻るために再び出発。カラキョイについてから30分ほど歩いてクラブ的なところに入ると、あゆみさんが既にみんなと踊っていた。

クルドのダンスgovend。私は簡単なものを3種類くらいしか知らない。この日はたくさんの種類を見ることができた。結構激しめのものもあった。踊るあゆみさんは狂っていておもしろい。



突然あゆみさんがダウル(太鼓)をたたき始めるシーンもあり、さすがイスタンブール在住の人の溶け込み方だなぁと思った。

ダウルをたたくあゆみさん



2時頃、意外に健康的な時間にお開きになった。あゆみさんが「泊まっていきなよ」と言ってくれたので、お言葉に甘える。外でもう一杯飲んで帰宅。

なんとダウルはあゆみさんの持ち込みだった カタツムリ🐌



広くて、楽器がたくさんあって、本棚には欲しいと思っていた本がたくさんあって、めちゃくちゃいい部屋だ。いいなぁ。住みたいなぁ。



「もう一杯飲みますか」「飲みます」ウィスキーをもらう。

「これが売ってたんですよ!」と見せてくれたのが、キヌサヤ。そうか、キヌサヤは珍しいのか。つまみに、と言ってキヌサヤを茹で、だし醤油と鰹節をかけて出してくれた。う、うまい、、!泣くほどうまい。茹で加減も最高だし、醤油がうまい。うますぎて貪り食う。

キヌサヤ


すると

「これも売ってたんですよ」とサヤインゲン。これも最高の茹で加減で出してくれた。

サヤインゲン

サヤインゲン2種 最高の茹で加減とだし醤油と鰹節。シンプルながらうまい、この料理を日本料理代表に認定した。

サヤインゲン2種とウィスキーでクルド音楽シーンの話。最高すぎる。明け方まで話して就寝。オールなんて久しぶりだな。

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