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自分の店を作るメリット・デメリット

メンズエステで働いてると、

『なんで半分もお店に取られなきゃいけないの?』

そんな気持ちになることもあります。

「私がいなかったら、お店は稼げないくせにー!」そんな嫌味も言いたくなるときもあります。

そんなとき女の子の頭によぎるのは、

『自分で自分のお店を作っちゃえばいいんじゃない?』という考え。

自分のお店だったら売り上げは全部自分のものにできる。

私もそんな考えで自分のお店を作りました。

常に自分の収入を最大化させる方法を考えていたので、その一つとしてお店を開いてみようというアイディアがあり、それを実行しました。

しかし実際にやってみると色々と大変なこともありました。

スタッフのサポートがない分、すべて自分でやらなければいけません。

特に始めた頃はバタバタで、オイルを切らしてしまい真っ青になったことも….。

しかし収入を上げるという私の目的は達成。忙しいながらも、店を作ったことで私の収入はこれまで以上に大きく跳ね上がりました。

このように自分のお店を持つことにはメリットとデメリットがあるので、その両方を考慮した上で、やるかどうか考えてみるといいと思います。

自分のサロンを持つデメリット

孤独な戦いになる

一人サロンでは何でも自分でやっていかなければいけないので、孤独な戦いになります。

準備ができてないと叱ってくれる存在もいないので、自分で自分を律する必要もあります。

まさに己との戦い。他にやってくれる人がいないので、全てのことにおいて自分でちゃんとやらなければいけません。

わからないことは自分で調べて解決していく。ホームページの更新から、オイルが浸ったタオルの洗い方まで。

乾燥機の熱で発火しないかとヒヤヒヤしたこともありました。

そういうお店で起きる問題に一つづつ向き合う強さが求められます。

共に喜ぶ仲間がいない

もちろん収入がどかんと増えるのは嬉しい。

でもこれまでは指名が100人超えたときに、みんなでシャンパン開けてお祝いしていたのに、今は一人ぼっち。

収入は倍になったけど、一緒に喜ぶ仲間がいないし、競い合うライバルもいない。

お店で働くってことは、そこにいる人たちと喜びや悲しみを分かち合うことでもあったんだなと、辞めてから気づきました。

仲間がいることで、予想外のことも起きるし、新しい風も吹く。

一人だとそういうことが起きないので、寂しい気持ちもあります。

暴走したお客さまに対応してくれるスタッフがいない

お店に来ている人は、それなりに背後に男性スタッフの存在を感じながらマッサージを受けています。

暴走したい気持ちはあっても、男性スタッフの手前、行動に移すことはありません。

しかし一人でお店をやっていると、お客さまはそこにスタッフの存在を感じることができません。

なので気を許しがちというか、人によってはさらに踏み込んだ関係を求めて来る人もいました。

なのでそれについては対策を取って対処してきました。

でもやっぱり誰かが店にいてくれる安心感というか、何かあった時に駆けつけてくれる人がいるのといないのとでは大分違いました。

こんな感じで実際に店を開いてからわかったこともありますが、デメリットも色々ありました。

一方で、やっぱり店を作って良かったなと思うこともあったので、今度はメリットの方をいくつか紹介していきたいと思います。

自分のサロンを持つメリット

店に対する不満がなくなった

自分の店を作ったことで、店に対する不満が一気に吹っ飛びました。特に給料に関する不満。

私の給料はもう天井まで届いていたので、さらに上を目指すには自分の店を作るしかない。

そういうところまで来てたので、実際に店を作って収入を増やせたのは良かったです。

自分の店にお客さまを案内すればお給料は倍になるので、その点では大満足でした。

自分でやると経費もかかってきますが、それでもマッサージ店の経費なんて高が知れています。

経費を引いたって残る利益は、店でもらっていた給料より全然多かったです。

スケジューリングもすべて自由

お店で働くとどうしてもシフトに左右されてしまいます。

他の女の子との兼ね合いもあるので、どうしても出たい日に出れないこともあります。

またシフトを入れた以上、いくら体調が悪かろうが予約が入っていたら店に行かなければいけません。

そういう意味では、自分のお店は天国そのもの。

休みの日の設定はもちろん、何時から何時まで働くのか。すべてを自由にコントロールできます。

お客さまの都合に合わせて店を開くこともできるので、予約の取りこぼしもありません。

卒業への助走ができる

私はお店を辞めて、そのあと自分の作ったサロンでエステを始めて一気にお金を貯めて自分の店を畳みました。

それまでも何度か卒業を試みましたが、資金が底をついて失敗。

出戻りをそれなりに経験していたので、それ以降はお金をしっかり貯めてから辞めようと決意して、それを実行に移しました。

自分のお店を作ったことでお金が貯まるスピードが加速したので、27歳までにちゃんと辞めることができました。

自分の時間が持てるようになった

お店で働いていたことはライバルたちの存在もあって、常にプレッシャーにさらされている状態でした。

お店のNo.1であっても、その座を守り続けることはさらに難しい。

少しでも油断すると新人たちが攻めてくる。

目標となる存在がいない分、高みを目指す意識がないとすぐに追いつかれてしまう。

だから休みの日もとにかくお店のことばかり考えていました。

もちろん自分の時間なんてありません。

しかし自分のお店を持つようになって、ライバルの存在を気にする必要がなくなると、自分のために時間を使えるようになりました。

私はこの時間を使って、新しいことを学んでいました。メンエス以外の業種で食べていけるようITスキルを身につけたりと、学校に通って知識を吸収していました。

一人でもできるんだっていう自信に繋がった

すでに私には固定客がいたので、あとは私のお店にお客さまをスライドさせるだけでした。

それでもそれなりに躊躇しましたし、ちゃんとお客さまもついてきてくれるのか不安でした。

しかし蓋を開けてみれば、一人残らずお客さまたちは新しいお店について来てくれました。

収入面で見ても、私がこれまで得てきた収入で最高益を記録し、やればできるんだっていう強い自信にもなりました。

案ずるより産むが易しとはよく言ったもので、自分の店を作ったことで自分自身の成長、そして大きな飛躍となりました。

やらない後悔よりやる後悔

マンションの一室で自分だけのサロンを始める。先ほどお伝えしたように、一人サロンでかかる費用は高が知れています。

一番大きい費用は、家賃くらい。しかも自分の家で店を開いてしまえば、部屋を借りる必要もありません。

失敗したとしても大きな借金を背負うほどでもないというのが本音です。

私もなんでもっと早くやらなかったのかと後悔したほど。

お店で働きながら、指名客の受け皿として自分の店を持つのもあり。

私もお店を辞める前に、自分のお店を作りました。

自分のお店を開いてから色々わからない部分も出てきます。

そのときに在籍している店があれば、その店のやり方を参考にできますし、スタッフに聞くことだってできます。

私のように在籍しているお店も上手く活用しながら、進めてみると不安もなくていいかなと思います。

また、『一人サロンを作りたいよ』という子に向けて、マガジンを作りました↓

実際に一人サロンを作る流れや必要なものなど、具体的に私がやってきた方法を漏れなく公開しています。

自分でもやってみたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。

エリカ

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