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藍のたたき染め

4月頃種を撒いた藍の染め時が来た。葉っぱをそのまま生かしてたたき染め。
晒し布は1度ぬるま湯で洗って予めノリを取っておくのがいいらしい。透明ビニールの上に布を置いて、その中に藍を挟む。透明ビニールごと半分におったら、上から木槌で叩く。
藍の葉っぱは水分が多く、叩き始めるとすぐに葉っぱの形に染まってくれる。黄緑色の葉っぱはそのまま黄緑色のまま布につくのだけれど、時間を置くと藍の色が出てくるものがある。
生葉の面白いところは、このやり方をすれば必ず同じように色が変化しますというものがないこと。
藍色への色の変化を試そうと石鹸水(洗濯石鹸、手洗い石鹸、ミューズ)につけたり、石鹸で擦ったりしたけれど、叩いてる時に藍色を出してもらえるものもいれば、石鹸水につけても色が変化しないものも多かった。不思議。
叩いたら、葉っぱのカスを水で洗い流して、石鹸水で洗って、なんとなく色が変わったかな?というのを楽しめた。しおりにしたかったから、裏に障子紙をつけてみたら、紙の感触が心地よい。
仕上がったしおりとストラップ。かわいい。
ちなみに柿の葉っぱを叩いてみたら、水分が藍ほどないから、水彩画みたいになって綺麗だった。柿がもう実をつける季節になりましたね。

なかやまえりか

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