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noteを書き始めて3年が経ちました

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noteを書き始めて今月で3年が経ちました。
使い始めて2年ほど経つMacがいまだに慣れないので、スクショの右端がうまくいっていません。ちなみにヘッダーの写真は3歳の時の私です。

本当にありがたいことに嬉しいことに、最近はいろんな人に「note読んでるよ」「文章書くの上手だね」なんて言われてしまい、「オホ、オホホホ、いやぁそんなことないですよ全然(照れ)」となっている私ですが、3年前にnoteを書き始めた時のことを初心に帰って思い出してみました。調子に乗っていてすみません、文章書くのだけは本当にセンスないと思っているので、本当はすごく嬉しいです、ありがとうございます。

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3年前の6月14日。就職活動で東京に来ていた時のこと。
ある企業の最終面接の帰り道、いろんな会社が口を揃えてグローバル化だのDXだの、やんや言うけど結局やりないことなんて特にないんだよなぁと思いながら、次の面接場所に向かって歩いていたことがあった。

なんかもっとやりたいことが誰にでもあって、目指したい未来が簡単に描けて、生きるか働くかの二択じゃない世界で就活できたら、写真撮りながらお花屋さんでもやって、それなりに語学力も活かしながらゲストハウスとかやりたいのになぁ、とか考えていた。そのまま赤坂の方までぶらぶら歩いて、本当はそこから次の面接だったが、どうしても無性に金沢に帰りたくなり、TBSの下あたりで電話をかけて面接の30分前に辞退したのはきっと一生忘れません。今でもTBSの下を通ると記憶が蘇ります。その節はすみませんでした。

面接辞退して帰りの新幹線をその場で取り、まだ時間もあるからと、さらにぶらぶらすること30分強。たどり着いたのは永田町。たまに就活の合間に遊びに来ていた、ガイアックスがやっているコワーキングスペースにやってきた。

そこでノートを広げて次の面接対策をする。面接対策というか、もはや終わりなき自分がやりたいと思っていること探し。別名「沼」。ほんとにこれは沼だった。考えても考えても自分がやりたいことなんて、わからなかった。とにかく沼だった。

だけど、自分で言うのも何だが、面接はうまかった。それなりにそこまで思ってないことを自分ごとかのようにスラスラ語れてしまったタイプなので、通過率は比較的良かった。(今は思ってもないことを言えなくなる口下手に生まれ変わりました。)そしてそこまで惹かれていない企業の選考もどんどん進む。だけど、なぜか入社したいと思えない。申し訳ないが、申し訳程度に「すごく魅力に感じてるんですよね〜!」と愛想笑いばかりしていた。そして内定をもらっては辞退。マジで申し訳ねぇ。その節はすみませんでした。


流石にこんな就活生じゃいかんと思い、その日も「自分は一体何がしたくてどうなりたいんだ症候群」になりながら、ノートに色々書いていた。

当時のノートを見返すとなかなか私が苦戦していたことをわかってもらえると思うので、百聞は一見にしかずということで、誰がなんの得をするんだと思いながらもどうぞご覧あれ。

・5年後どうなっていたいか?
来週のことすらわからないのに5年後のこととかほんとにわからん。もう自分が気分屋すぎて自分の言うこと思うことが信じられんし、それなりに楽しく好きな人たちと過ごせてたらもうそれでいい。というか、多分私は「目標」に向かって頑張ることでそこに近づきながら喜びを感じるタイプじゃなくて、なんとなく「幸せ」の定義があって、その状況と今の状況を比べた時に幸せ度合いを図るタイプの人間だから、そもそも目標とかないんだよなぁ特に。 
ー沼にはまる就活生(21歳/女性)

まぁ、言いたいことはわかる。21歳、それなりに思ったことを素直に書き殴っている。だけどこれ✖️半年分。いかに私が長いこと就活氷河期を彷徨っていたかがわかってもらえることだろう。

だけど、こんなことを繰り返していた就活生時代、ついに就活氷河期に光がさす時がやってくる。永田町のGRiDにて、今まで銀座のマックでも、渋谷のスタバでも、東京行きの新幹線の中でもどれだけ考えても出てこなかった、自分がやってみたいと思っていること。それは、当時のnoteから引用すれば、『わたしは何かを表現することがしたい』ということだった。

小さい頃から写真を撮ることが好きで、撮った写真を誰かに見せている時が本当に好きだった。まぁ褒められると人間良い気持ちになるので、撮った写真を見て誰かが笑顔になる瞬間を経験し、私に甘いおとんからも褒めちぎられたこともあって、どんどん写真が好きになっていった。

だけども、流石に写真で食べていこうとは微塵も思わない。し、写真は趣味程度に留めておきたかった。趣味を仕事にすると嫌いになるなんてよくいう話だけれど、当時は本気でそう思っていた。

であれば、ただ単に写真を撮ることが好きなだけなのか、それとも手段は問わず何かを表現することが好きなのかを知るために、まずはなんとなく文章から仮説検証することにした。文章にしなくても陶芸でもイラストでもなんでも良かったのだけど、当時タイミングよく流行っていたのだ、この「note」が。写真家界隈もこぞって使っていたのだ。こりゃ「note」とやらで氷河期を越えるしかない。そして書き始めたのがこのnoteというわけだった。3ヶ月くらい続けられたら素質あるやろ、と思いながら投稿した第一弾。今見返すと文章力が恐ろしいほどなくて寒気がします。


そして気がつけば3ヶ月どころか3年も経ってしまい、時が流れるのは早いなぁなんて思いながら、振り返ると本当にいろんなことがあった。思いの外続いているし、文章書くのも好きだと今でこそ思うし、微塵も素質がないわけではないような気はする。

ただ、3年経った今でも、写真を撮ることがただ好きなのか、何かを表現することが好きなのかは、正直わからない。仮説検証はまだ続けたいし、自分のやりたいこととか絞りきらず、結局年月かけて見出していくことで人生楽し〜い!と思えるのではないかと社会人3年目にして一丁前に思います。

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noteを書き始める前に臨んだある企業との最終面接は、結局内定をもらい、今はそこで働いている。ご縁とは不思議なもので、あれよあれよと3年目に突入し、当時noteを書き始めたときにGRiDで出会った人ともいまだに交流は続いている。なんと言うか本当に不思議だし、ご縁に感謝!TBSの下で面接30分前に辞退してGRiDに向かって本当に良かった!(は違う)

noteは4年目になりますが、これからもぼちぼち書き損じることもありながら、下書きも溜めていきながら、続けていきたいなと思います。どうかこれからもフッと笑えるような、何かを提供できるnoteをかけたらいいなと密かに思っています。調子に乗りがちですが、どうぞよろしくお願いします。どうかフッと笑ってください。

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