【新しい働き方LAB】一緒に海外ワーケーションしてみようよ #あたらぼ海外ワーケ
◆海外ワーケーション企画始めました。
『海外ワーケーションで人生観・価値観に変化は起きるか?』
こんなテーマの実験が始まりました。
新しい働き方LAB研究員制度の企画の一つです。
始めました、という方が正しいのかもしれません。(冷やし中華風。)
バンコク在住の作家・コミュニティマネージャーのアヤさんと私の2人で始めたのですから。
今期はPM(プロジェクトマネージャー)という立場で、指定企画を運営していきます。
◆『新しい働き方 研究員制度』内の企画への想い
アヤさんとは2022年の秋、2023年の新しい働き方研究員制度の募集が始まる約半年前から「何か一緒にやりたいね」と様々な企画案を練ってきました。教育、次世代育成、キャリア、グローバルフリーランサー、古民家インバウンド、フォルケホイスコーレ(北欧の教育機関)などなど。
アヤさんとは知り合ってまだ1年程度(新しい働き方LAB 研究員制度 2期を通じて知り合いました)ですが、会話を重ねる中でビジョンや向かっていきたい業界が同じだということが分かり、お互いの足りないものを補強し合えるような関係になっていきました。少し話はそれますが、アヤさんとユーモアと温かさをミックスしたイラストを描かせたら天下一品のミッチー、私の3人で『タリナカタリ』という #企業の絵本作り のブランディングファームまで立ち上げちゃいました。
『新しい働き方LAB』はまさに私の人生の大きなターニングポイント、たくさんの素晴らしい出会いの場でした。
2023年は私たちの大好きなこと、お役に立てることで、コミュニティ内で企画を運営してみたい。そんな中出てきた一つの答えが「海外ワーケーション」でした。
◆海外ワーケーションへの想い
「海外ワーケーション」という名目ではなかったのですが、2019年、当時勤めていた会社の研修制度を活用し北欧を中心に3ヶ月、ヨーロッパに滞在しました。
平日は仕事で大学を訪問したり、市場調査をしたり。オランダでは2週間の大学のサマースクールにも通い、ヨーロッパの国際関係学について学んだりもしました。週末は観光や勉強。合計8ヶ国訪問しましたが、中でも3週間滞在したフィンランド、オランダ、イギリスでは、学校に通ったり、仕事のアポイントでミーティングを重ねたりと現地の人と交流する機会も多く、旅行以上にその国の文化に触れる機会がたくさんありました。食事や交通機関などの生活環境はもちろん、以前から興味があったヨーロッパの働き方、男女平等、女性のキャリア、学校教育などについて現地の方と対話を重ねることで深く知ることができ、多くの収穫がある3ヶ月でした。
旅行のようにホテルに滞在しながら観光しリラックスするだけではない、現地での仕事や大学生活を通して見えてきたのは、本で読むのとは違う、浮き立ってくる現地の生活、国の制度や環境、人々の価値観。3ヶ月という長くはないですが、決して短くない期間、海外で過ごしたことは私にとっての大きな糧となり、今でも宝物のような経験として心に刻まれています。
当時、私は結婚したばかりでしたが子どもはいませんでした(入籍した3週間後に単身渡航した私)。
とにかく自由の身で、週末は好きな時間に起きて、好きなところに出かけ、好きなところで食事をし、好きなことをする。全ての決定権と責任が自分にある生活でした。
旅行のように一緒に過ごす家族や友人もいない日々は寂しさを感じる時もありましたが、ゆっくりと自分と向き合い内省するのにはもってこいの時間でした。日本で仕事をしていたらなかなか味わえないゆとり。仕事はしていたのですが、なんだか時が流れるのがゆっくりで穏やかな毎日だったことを今でも覚えています。
◆2023年の私
このヨーロッパ研修が私の最後の海外渡航です。その後、妊娠出産、そして世界中を震撼させたCOVID-19。子どもが生まれたら自由に出かけられないだろうな、海外旅行もしばらくお預けだろうなということは覚悟していたのですが、まさかのCOVID-19の影響もありここ数年、海外旅行にさえ行くことができず、日本で悶々とする日々を過ごしていました。出かけることが好き、時間があれば大好きな人たちと旅に出ることが趣味だった私にとってはひたすら辛い3年間でした・・・。
リモートワークでずいぶん仕事と子育ての両立が楽になったとはいえ、朝はものすごい勢いで子どもと自分の支度を終わらせとにかく保育園へ。夕方から夜なんてほんと「秒」。帰宅後、ご飯、お風呂、寝かしつけ・・・。あっという間に時間が経ち、自分の勉強や趣味の時間がやってきた〜と思っても気づいたら夜中。エネルギーはもうその時点ではほぼゼロで寝落ちし、朝を迎えるという日々の繰り返し。
子どもとの生活は毎日が楽しいし、一緒にいるから見える新しい世界がある。決して嫌ではないんです。仕事も好きだから専業主婦になりたいわけでもない。
でも、ただ、自分の時間が欲しい。もう少しのんびり毎日を過ごしたい。子どもとももっとたくさん遊びたい。(でも仕事もしたい。)
そしてもっと旅に出たい。普段接する人とは違う人と会話を交わし、食べたことないものに挑戦したり、見たことのない景色を眺めたい。
そんな日々を過ごす中で思い出すのはヨーロッパでの時間。私も日々ゆとりを持って過ごしていましたが、現地で生活している人たちも日本に比べたらもっともっとゆとりがあった気がする。
あぁ、海外に行きたい。海外で仕事をしながら子どもと過ごしたい。
あぁ、海外ワーケーションがしたい。
こんな想いを毎日抱えながら過ごしていました。
◆理想の働き方と現在の働き方
だからといって、今、私自身は海外ワーケーションに簡単に挑戦できるような環境に身をおいているわけではありません。
ありがたいことにとてもサポーティブで理解がある上司の元、比較的自由に働かせてもらっているのですが、それでも会社員という働き方。急に海外に行ってきまーす!と言って海外で今の業務をこなすのはなかなかハードルが高いです。
しかも、子連れとなってはなおさら・・・。子どもをおいていくこともできないし。というか、海外行くなら子どもにも同じ景色を一緒に見たいし。でも、子どもを連れて行ったら仕事にならない・・・。
行きたいけどどうしたら・・・の悩みのループです。
今までの私なら、「今の私の願いって夢のまた夢だよね〜」と言って、実現する方法を考えもせず、現状に満足しようとしていたと思います。
でも、「新しい働き方LAB」で様々な働き方をしている人たちがいること、たくさんの価値観があること、新しい世界を知り、「もっと自分の欲望にわがままになってもいいんだ」「自分が叶えたい理想の働き方を追い求めていいんだ」と思うようになりました。
今の私の理想の働き方・生き方は「日本と海外の多拠点生活で、自分の好きやワクワクを大切にしながら働き、大切な人たちの未来をよりウェルビーイングなものにしたい」
今後の私の人生において海外ワーケーションや海外移住は大きな目標の一つ。家庭の事情、経済的な理由、仕事の内容など様々な点において、海外ワーケーションは決して簡単ではないと思います。だからこそ今回、コミュニティという様々な人たちが集まる場において、私自身もこの先の新しい働き方について考え、メンバーの皆さんと一緒に海外ワーケーションという一つの働き方の可能性を探り、チャレンジしていきたいと考えています。
個人的にもPMのアヤさんが住んでいるバンコク、そして、アドバイザーとして協力してくださっているUCさんが住むダナンには期中に行きたい!と計画を練り練りしています。
◆「海外ワーケーション」で人生観・価値観への変化は起きる?
「海外ワーケーション」自体が本指定企画の一つのチャレンジであると同時に、今回の実験ではその先の「人生観・価値観への変化」にも目を向けていきます。
実験なので、失敗もあれば成功もある。実験したこと自体がすでに成功。人生観や価値観に変化が起きなかった、でもいいと思います。ネガティブな変化があったということもあると思います。(もちろんポジティブな変化が起きてほしいし、そのために全力のサポートをします!)だけど、ポジティブな変化を起こさなきゃ、とか、ポジティブな面だけに目を向けなきゃとは思ってほしくないなと思っています。
ワーケーション、だからワークだけでもバケーションだけでもない。
国内ではなくて海外。
だからこそ、たくさんの「新しい発見」があると信じています。
新しい働き方への挑戦が何をメンバーにもたらすのか、どう変わるのか?その時々、瞬間の気持ちの変化を大切にし、揺らぎに注目しながら海外ワーケーションを楽しんでいけたらと考えています。
◆自分の人生にも、大切な人の人生にもワクワクを
人生、描いていた通りには進みません。
今年に入ってから、たくさんの挫折を味わい、夢を諦めてきました。でも、想像もしなかったチャンスが訪れたり、新しいキャリアの道が開いたこともあります。
本当に人生って何が起きるか分からない。
だからこそ、ワクワクしながら楽しんで生きていきたい。
自分の中のワクワクも大切にしたいし、大切な人たちのワクワクも応援したい。
「海外ワーケーション」はまさに私のワクワク。
メンバーの渡航スケジュールやツイートを読みながらたくさんのワクワクをもらっています。そして、今回は「応援団」という強力なサポーターの方もいます。今回、「研究員」として参加は難しいけれども海外渡航や海外ワーケーションの予定がある方、海外在住の方、そしていつか海外ワーケーションしたいと考えている方、海外ワーケーションに行くメンバーを見守ってくださる方、様々な方達がメンバーとして参加し大きな輪が出来上がっています。多くの方が興味を持ってくださり、本当に嬉しい限りです。どんな新しいドラマや体験が刻まれていくのか、今からワクワクしています。
これからの半年間、アヤさんやメンバーの皆さんと一緒に海外ワーケーションという新しい働き方を模索し、その魅力や実体験を世界中に発信していきたい。いつか海外ワーケーションが誰にとっても当たり前な世の中がくると信じて。海外ワーケーションだけでなく、一人ひとりが理想とする働き方を自由にデザインし、自分らしい働き方・生き方でキャリアを積み重ねていくことができる時代が来ると信じて。
考えただけでワクワクが止まりません。
「海外ワーケーション」みんなで楽しんでいきましょう!