教育先進国フィンランドの魅力
世界の教育ランキング&幸福度ランキング上位にランクインする国
近年、旅行先として注目されているフィンランドですが、多くの方もご存知の通り、毎年世界の教育水準ランキングや幸福度ランキングで上位にランクインする民度の高い国としても有名です。
世界幸福度ランキングでは2019年、2年連続で1位に輝きました。教育ランキングでは大学ランキングでは上位に入る大学は少ないのですが、幼児教育〜中等教育の教育水準は非常に高く、世界中から注目されています。
どうして上位ランクインするの?
今回、私は企業の研修として、北欧・ヨーロッパの教育制度について学ぶために2ヶ月半ヨーロッパ(フィンランド、スウェーデン、デンマーク、ベルギー、オランダ、イギリス)に滞在します。どうしてそれらの国を選んだか?
"民度が高いと言われる北欧・ヨーロッパ文化について学びたかったから"
"教育の質が高いと言われる北欧・ヨーロッパの教育システム(仕事柄、特に大学のシステム)について学びたかったから"
この2つです。フィンランドに限らず、多くの北欧の国が幸福度ランキング上位にランクインし、教育先進国として有名です。また、多くのヨーロッパの大学が質の高い大学として毎年選ばれています。どうして上位にランクインするのかが知りたかったんです。自分の目で見てみたかった。
自分で研修先を選び、研修内容を企画できるという、素晴らしい研修制度を利用し、今回、ヨーロッパをまわります。
フィンランドで見えてきた"平等"と"信頼"
まず、訪れたのがフィンランド。2週間半滞在し、フィンランド人と会話を重ね、大学に訪問することによりフィンランド人の価値観、教育・仕事観が見えてきました。
そこで感じたキーワードは"平等"と"信頼"。フィンランド人と会話していると"Equality"と"Trust"という言葉が頻繁に出てきます。これこそが、フィンランドを幸福かつ教育水準の高い国にしているというのが私の今回の研修を通じて感じた一つの答えです。これから、その理由はもちろん、滞在中に感じたフィンランドならではの文化、訪問した大学についてなどご紹介していきたいと思います。
"Oodi" - 「ヘルシンキ中央図書館」
トップの写真、そして上記の写真は"Oodi"と呼ばれるヘルシンキ中央図書館です。2018年末にオープンしたばかり。まだガイドブックにも載っていないかもしれません。この図書館にたくさんのフィンランド教育&文化の秘密が詰まっていました。こちらの図書館についてはまた別途ご紹介しますね。