取材にICレコーダーは必要か?スマホ録音のクオリティに驚いた話
こんにちは。インタビューライターの三谷恵里佳です。
取材時に必須の「録音」。
私はICレコーダーをメインに使用していますが、最近はスマートフォンの録音アプリも活用するようになりました。
果たして取材での録音にICレコーダーは必要なのか?
2台使いする中で自分なりの答えに至ったのでnoteに書いてみます。
1.愛用しているICレコーダー(SONY製ICD-PX470F)
私が愛用しているのは、SONYのICレコーダー(ICD-PX470F)です。
高音質でありながら、1万円前後と手頃な価格のバランスのいい機種。
シンプルな操作性で使いやすく、録音設定やPCへのデータ転送も簡単にできます。外観のデザインを含めとても気に入っています。
2.スマホ録音をあなどっていた。クオリティの高さに驚き
以前は「自分+クライアント」の2台体制で録音していましたが、現在は念のため「自分2台+クライアント」の3台体制で録音するようにしています。
スマートフォン(iPhone)による録音は、デフォルトの録音アプリではなく「PCM録音」という外部アプリを使用。
「高音質」とのレビューを見て期待していましたが、予想以上の音質の良さに驚きました…!
利用シーンによってはICレコーダーとほぼ遜色ないと感じています。
有料版もありますが、無料版でもほとんどの機能(イコライザなど一部機能を除く)を使えます。広告は表示されますが、特に気になりません。
3.シーンによってはスマホ録音は△
小さな部屋や雑音が少ない環境では、スマホ録音でも充分かもしれません(「PCM録音」のような高音質のアプリを使うなら)。
ただ、座談会など複数人が話す場合や、周囲が騒がしい環境下では、スマホ録音だけでは心もとないかなと思います。
少なくとも私が使う限りでは、複数人の音声を拾う精度にはだいぶ差があります(ICレコーダーの方が高い)。
4.【結論】なくてもいいけど、あると安心
ICレコーダーでは音声の拾い方やノイズカットなど細かな設定が可能。
環境に合わせた録音ができ、「大きな失敗をしない安心感」があります。
この記事のタイトル【取材にICレコーダーは必要か?】への答えとしては、
「マストではないが、ある方がベター。プロなら1台は持っていたい」
が私の結論です。
予算があればICレコーダーも購入し、スマホと2台で録音する(or シーンによって使い分ける)ことをおすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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