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「仕事をしたいのに応募するのが怖い」初心者Webライターの“無意識の自己防衛”
Webライターとして活動を始めたばかりの頃、「案件に応募しなきゃ」と思いつつも、なぜか手が止まる。
✔️ 初心者歓迎
✔️ 〇〇のライター募集しています
✔️ 〇〇に関する記事が書ける方、募集中
Webライターとして活動を始めたんだから、どんどん応募して…
どこから応募しようか…
いや、他にも見てみよう…
こんなふうに案件に応募するのを躊躇していませんか?
いざ合格しても受注が怖い
クライアント対応に自信がない
自分なんかが応募していいのかな
これらの感情の裏には、無意識の自己防衛が働いています。
この記事では、案件へ応募する際に感じる怖さの仕組みを解き明かし、恐怖を乗り越える具体的な方法を提案します。
「仕事を取らなきゃいけない」と思いながらも、なぜか動けない初心者Webライターの心理の正体とは一体何なのでしょうか。
「やりたいのに動けない」のはなぜ?
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「仕事がしたいのに、なぜか行動できない」
パソコンと睨めっこしながら、こんな状態に陥っている方はいませんか?
まず最初に伝えたいのが、この状態に陥るのは意志が弱いわけでも、怠けているわけでもないということ。
ですから、自分はなぜ行動できないんだと責める必要はありません。
この状態に陥る理由、それは人間に備わった「自己防衛本能」が関係しています。
自己防衛本能とは?
自己防衛本能は身体的危険や心理的脅威に対し、自分を守るための本能的反応です。
【過剰な防衛本能をなくすには】自己防衛本能が強い人ほどうつに…強い防衛本能で恋愛がうまくいかない、うつや不安の強い人向け防衛本能解除術(自分に守るのに必死な人)
私たちの脳は、「未経験のこと=危険」と判断し、行動を抑制しようとします。これは、生存本能の一部。つまり、「仕事を取りたい」と思っているのに動けないのは、新たなことに挑戦する恐怖から自分を守るために、無意識にブレーキをかけている状態なのです。
失敗に対する恐怖
ライティングは「自分の文章が評価される仕事」ですよね。
⚠️ 応募して1件も採用されなかったら…
⚠️ 納期に間に合わなかったらどうしよう…
⚠️ クライアントに酷評されたらどうしよう
⚠️ 修正依頼が多かったらショックだな…
こうした不安が大きくなるほど、脳は「応募しない方が安全」と判断します。そして、「挑戦する」という行動にストップをかけるのです。
応募するのを怖がる人の共通点とは?
では、なぜ応募するのが怖いと感じるのでしょうか?怖さを感じる暇もなくライティング業務をこなしてきた、という方ももちろんいるでしょう。
しかし、踏み込んだことのないその一歩が中々進まず、時間がかかる方がいるのもまた事実。私もその一人でした。受注を怖がる人には、いくつかの共通点があります。
自分に自信がない
✔️ 私はまだプロじゃない
✔️ 文章力が足りない気がする
✔️ もっと勉強してから応募しよう
上記に当てはまる方は、胸を張って「ライターです!」と言えるまでは応募できないと考え、実際に案件を受けるのも先延ばしになりがち。完璧を求めすぎると、いつまでも「今はまだ早い」と感じてしまいます。
完璧にこなせる自信がない
「100点の記事を書かなければならない」と思うと、プレッシャーで動けなくなります。
クライアントには、100点を求められるだろうと考えてしまうのです。
✔️ 自分ではできないことを求められたらどうしよう
✔️ できないなんて言ったら、もう仕事がもらえなくなるかもしれない
クライアントの要望全てに答えられなければ、Webライターとは言えないんじゃないかと考え、どんなことを言われるのかわからない怖さで応募に踏み出せないこともあります。
ここで共通しているのが「自信がない」ということ。
では、どうすれば自信を持って応募への一歩を踏み出すことができるのでしょうか。
小さな一歩を踏み出すための実践テクニック
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「動けない」と感じるときは、いきなり大きな行動をしようとせず、小さな一歩を意識することが大切です。
「とりあえずやってみる」という思考を持つ
「応募してみたら、案外なんとかなるかも」と気軽に考えるだけでも、行動のハードルは大きく下がります。
⭐️ まずは1件だけ応募してみる
⭐️ 「結果は気にせず、経験として応募してみよう」と決める
ダメだった、つまり不採用だった場合は、不採用になった要因を考え次の応募に活かしましょう。そして、気持ちを切り替えて次に進みます。
*経験を次に活かせないと成長できるチャンスを逃すかもしれません。
✔️ 採用だった場合、どこが採用に繋がったのか
✔️ 不採用だった場合、どのような要因で不採用になったのか
このデータを集めれば、次の応募に確実に活かすことができ、採用への道がグッと近づきます!
すぐに応募できる提案文のテンプレートを作る
「応募の文章を考えるのが大変」と感じる場合、事前に応募用のテンプレートを作っておくのがおすすめですよ。
✔ プロフィール
✔ 得意ジャンル
✔ 過去の実績(ない場合は「学んでいること」を書く)など
応募のたびに提案文を考えていると時間もかかり、作成している間にあれこれ考えてしまい足踏みしてしまいがちに。あらかじめテンプレートを用意しておけば、応募のハードルがグッと下がります。
*実際に応募する場合は、募集要項の内容も盛り込んだ上で提案文を作成しましょう。そうすることで、採用にグッと近づけます。
提案文の作り方はこちら⬇️
マインドセットを書き換える
「仕事を取る=初めてで怖い」ではなく、「仕事を取る=学びのチャンス」と捉えるように意識してください。
失敗したとしても、それは次に活かせばOK!そうしないと、いつまでもスキルは伸びていきません。
「未経験だからこそ、可能性は無限大」
この言葉を、自分に何度も言い聞かせてみてください。
まとめ
応募するのが怖いと感じるのは、決して「甘え」ではなく、脳の自己防衛本能によるもの。しかし、そのままでは永遠に前には進めません。
⭐️ 小さな一歩を踏み出すことが大切
⭐️ 100点を目指さず、まずは応募してみる
⭐️ 行動すれば不安は少しずつ消えていく
ライターとして活動すると決めたあなたには、すでにライターとしての素質が備わっています。
あとは、一歩踏み出すだけ。
「自分ならできる」と思ったその瞬間が、最初のスタートラインです。
早速、気になる案件を一つ見つけて、応募してみましょう。
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