コーチング研修講座担当として、コーチングを”受ける”体験をしてみた!
受けてみようとおもった理由
ミドルリーダー教員研修の講座に「教職員を動かすコーチング」というコマがあり、その担当をしています。
数年前から本やウェビナーなどでコーチングを勉強し、コーチングマインド、コーチングの三大スキルなど、基本的なことは理解してきました。
そして自分が同僚と接する際も、コーチングで学んだことを心がけて実践してきました。
でも、そう言えば、自分自身コーチングを受けた経験がないなぁと思い、思い立ったが吉日、受けてみることに決めました。
ここで役に立ったのが、つながりです。
コーチングを受けると言っても誰に依頼すればいいのか、考えてしまいますよね。
でも、ありがたいことに、私はふくしまソーシャルワークラボの活動をしていたご縁があり、コーチングの有資格者で「コーチング100人チャレンジ」という企画を実践している方とつながらせていただいてました。
すぐにその方に連絡し、コーチングの予約を入れました。
当日感じたこと
当日、わちゃわちゃとチェックイントークをした後、コーチから
と問われました。
おお~~~!これがGROWモデルの最初のGだぁー!と感動。
GはGoalのGで、この時間の目標を最初に決める、というものです。
ちなみにRはReal/Resourceで現状把握と資源探し、OはOptionで他に選択肢はないかを探る、WはWillで何から始めてみるかという意志の確認です。この順番で対話を進めていくのがGROWモデルです。
シンプルなコーチからの問いに答えようとするたびに、自分自身と向き合って脳みそがフル回転するぐらいめちゃくちゃ考えさせられ、でも話をしていくうちにはっと気付きを得る!というやり取りが一時間の間に何度も繰り返されました。
私が一番ハッとさせられた質問は
というもの。
これは私が勉強している解決志向アプローチという心理アプローチでいうところの「ミラクルクエスチョン」というものに似ています。
コーチングと解決志向アプローチはとても親和性が高いです。
この質問に答えることって本当に自分の中にある芯のようなものを洗い出してくれるなぁと実感しました。やはり、知識として知っていることと体験で学んだことは深さが全然違いますね。
この一時間で感じたのは、
というものでした。
自分が担当する研修でも、この感覚を実感してもらえるように、研修の形態や内容をブラッシュアップさせていこうと思いました。
コーチの佇まいや質問の質などもとても勉強になり、やっぱり体験してよかった!これから研修での伝え方も変わってきそうです。