🇿🇲挨拶と医療保険制度(#2 Sep10th, 2024)

1日の始まりは挨拶から！

ザンビア人は挨拶をとても大切にします。
Muauka Bwanji?  元気?
bwino!bwanji?  元気よ!あなたは?
英語でいうhow are you?とかhi! thereみたいな感じですね。
それにしても回数が多い。会う人会う人に挨拶です。
路上でも。
風邪をひいて喉が痛い時はかなり辛かったです笑
でも、外国人が現地の挨拶をすると、必ずみなさん喜んでくれます。
現地語話せると勘違いされて、その後現地語でバーって話されてポカンとなることも…笑
挨拶を大切にする文化、いいですね！見習いたい文化です。

NHIMA health event

今日はNHIMA(The National Health Insurance Management Authority )というザンビアの健康保険団体が主催するイベントに参加しました。
メインは集会。
チョングェ郡の人たちはまだまだ保険加入率が低いよう(住民約30万人のうち18000名程度)で、「加入してね〜」みたいな案内がありました。
その周りに保健局や病院が健康ブースを出展。
私の所属する保健局のブースでは、塩素ソリューションの配布と感染症や妊娠についてのパンフレットを配下。

ちなみに、病院の方は以下のようなサービスを無料で提供していました！
・血圧測定や低栄養のスクリーニング
・子宮頸がん検診
　→ザンビアでは、子宮頸部に酢をつけ、見やすくした後にcanonのカメラ　　
　　を使って病変があるかないか確認します。canonのカメラがコルポスコ　
　　ピーのような役割を果たしているのでしょうか？見た目は普通の一眼カ　　
　　メラでした。（また時間がある時に調べます〜）
・family planing
　→子供の人数・HIV罹患歴などを聞き、この注射を打ちます。
　　この注射を打つと、３ヶ月は避妊可能
・HIVスクリーニング
・咳が続く人にはTB喀痰検査
・目に関する相談と目薬の配布
　→ザンビアでは砂埃がすごく、乾燥もしているため、目の疾患も多いよう　　　
　　です

※並んでいる人は皆、自分で購入したB5のノート（K5≒30円）を持っていました。日本でいう健康手帳のようなもの。測定した血圧結果や接種した注射の記録をこのノートに書いていくようです。

ザンビアの医療制度について

不完全な情報ですが、
活動の中で聞いた情報を書いておきます。

・病院の種類

ー３次レベル（大学病院や専門病院など）
ー２次レベル(州に一つ。首都は例外。general/ provincial/ second hospitalなど)
ー１次レベル(district hospitalなど少なくとも群にひとつ。ルサカは６つ。田舎はないことも。帝王切開可能、ラボあり、簡単な手術は可能)
ーmini hospital
ーhealth centre/post（基本入院施設なし、HIVの治療薬処方や簡易検査可能）

※HIV CD4counterは１次レベル以上。
※紹介状はなく、基本は直接病院に行ってよし。
ただし、すごく並びます。
怪我をして手術が必要な場合も２ヶ月待ちとかなんだとか。

・金額

基本的なジェネラルな病気に関して、診断料や治療費は基本無料です。
それはどのレベルの病院に通院しても変わりません。
ただし、病院によっては薬がないことも多く、その場合は処方箋を持って薬局に買いに行く必要があります。処方箋は無料ですが、薬局での薬剤購入は有料になります。
また、CTやMRIなどの検査、ジェネラルな病気意外の治療や私立病院での医療についても医療費がかかってきます。

・保険制度について

希望者はNHIMAという保険に加入できます。最近できた保険制度で、
上記のような検査にかかった費用や薬局で使った費用、一部の私立病院での医療費に使えます。個室料金やワクチンいいものが打てるなど。
ちなみに、平均月K50（約300円）！
同僚曰く、勤めている人は給料から差し引きしてもらっているようです。

日本は国民皆保険制度で、通常３割負担になることを伝えると「貧困層はどうするの？」と質問。それについては生活保護があるんだよ〜っていうとみんなびっくり。
ザンビアで生活保護制度やってたらもうきっと国の財政大変だよね。

以上です。
いつも読んでくださりありがとうございます！
tidzaonana !