まだ君の事を何も知らなくて私も素直になれないお話。
9月の土曜日。
日差しは秋に近づいて
優しくなってきたけど
まだ蒸し蒸し暑かった
あの日。
17時過ぎに
桜木町駅で
待ち合わせをしていた
お友達に会った。
初対面同士の方もいて
お友達紹介できて嬉しかった。
そしてひとりは、お家へとことこ帰宅して
私と、もうひとりの方と
2人でちょこっと夜も遊ぶことになった。
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その方は、ある日、突然倒れてしまった影響で脳出血してしまい
後遺症で右膝下麻痺が残ってしまったらしい。
歩けるけど走れないと教えてくれた。
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彼女は、とても真面目な方だ。
仕事モードの時は、真面目でよく頼られてて
しかし週末モードでは、
確かに真面目さもあって
よく計画立ててくれて
さりげない自然な気遣いもできて
そして…
私に気を許してくれてるのか?よくわからないけど…なぜか下ネタをよくオープンに話してくれて
変なジョーク言って笑わせてくれる。
そんな真面目な彼女は、
桜木町観光が初めてだと教えてくれた。
2人で山下公園と中華街目指して歩いてる時
彼女は『あれ?道、ここで合ってるけっ…?』
私はそんな少し迷ってるような彼女の顔を見て
『ワイについてきて〜案内するお』と伝えた。
彼女は少し微笑んで
『任せた。よろしく。』
と、ついてきてくれた。
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山下公園と中華街の景色を見て彼女は喜んでいた。
そして元町中華街でご飯を食べて
(私はエビチリと小籠包)
その後、山下公園で打ち上げ花火を2人で見に行ったら。
芝生に寝転がって。
まさか打ち上げ花火🎆されてるなんて知らなくて
感動した。
今年初めて近くで花火見れて嬉しかったし
人も少なくてラッキーだった。
2人で寝転がってる時
彼女は、私の二の腕むにむに触れてたけど
しかし
私の二の腕は、脂肪がめっちゃ硬いので
彼女から見ても不思議だったのだろうか?
真相は謎だ。
そして彼女の二の腕も初めて触れてみたけど
女の子だけど
腕は、鍛えられたような
硬さでびっくりした。
どうやら過去に筋トレをしていた時期があって
今でも筋肉残ってるんだと教えてくれた。
ーーー
帰り道、赤レンガ倉庫も寄った。
芝生の上でまたゴロゴロした。
2人でたくさん写真撮ったり
『今度、埼玉行きたいね。』
次の遊び先の話をしたり
家族の話をしたり
仕事の話をしたり
お互いのお友達の話をして楽しんだり
また下ネタ話してて
笑っちゃったり
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私達の関係は、もしかしたら不思議な形かもしれない。
それでも
なぜか惹きつけられて
理由なんて1mmもわからなくて
それでも
どうしようもないほど
大切な友達だ。
彼女が見たことない景色や思い出を
これからも刻みたいと強く思っている私がいた。
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私は、まだ彼女に全部は、出せてないし見せることもできていないところもきっとあるかもしれない。
いつか良いところ見せれるようになりたいなぁ
思うことも全然あるし
本当は、メンタル弱くて
すぐ思い込み激しくて
ネガティブ思考へ走ることも全然あるし…
成人したのに今でも泣き虫だし
ハンデ特性で気遣いなんて、まだわからなくて…(いろんな人に会ってお勉強中)
仕事だって今は、短時間のアルバイト。
赤裸々にオープンにまだ話せないことだっていっぱいある。
いつか私の特性が見える日が来てしまった時に…
いつか離れられることもあるのかな?
そんな脳裏に浮かぶ時もあるけど…
ゆっくりとありのままの自分を出していき
自分磨きも無理しない程度に頑張って
もしそれで離れられたら
早めに区切りがついたからよかった。幸せに生きてねと考えて
お互いそれぞれの未来へ歩んで
元気に笑って生きていければいいのだ。
ずっと頑張って生きてきた彼女だからこそ
今後の未来も応援していきたい。
読んでくれてありがとうございました。