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人の温かさの小さな光
学生時代のすべてを
音楽の世界に注ぎ込んでいた私は、
常に競争世界にいました。
なので、
天才という言葉は嫌いだったし、うまい人がいるとなんとか追いつこうと必死でした。
追いつけない自分がいると、
なんでできないんだ!!なにしてんねん、自分!!と
自分を責め続ける日々を
送っていたこともあります😿
嫉妬、妬み、表と裏で人の顔が違うとこも
いっぱいみた。
ある日突然頭角を現して、
めちゃくちゃうまくなる人もいて、
どんどん追い抜かれていく自分、、、
常に追われてて人の目も氣になって
人が怖くて仕方ない笑
おまけに自信なくて自分も嫌い。
周りは敵!!ってなってる時期もありました。
今思うとほんと、、、
心めちゃくちゃやられてたなあ。。笑
こういう経験もあって、今の私がいる
わけなのですが。。。
子どもが生まれたこと
この経験は、私の価値観を
大きく変えてくれました。
日々子どもから教えてもらうことばかり。
今回はその一部を記録として
残しておきたくて綴ります。
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子どもを連れて電車に乗ることが多い私。
子どもを抱えながら
ベビーカーを運ぶことは日常茶飯事。
座れないときは子どもを抱きかかえて
長時間立ってることもあります。
そんな中で時折、
人混みかき分けて
「座ってください」と伝えに来てくださった方や「持ちましょうか?」とベビーカーを
持ったり支えたりしてくださる方と
出会う機会があります。
その度に、
ありがとうございます😿と
感謝で胸がいっぱいになって、
毎回泣きそうです😿
心が温かくなります。
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過去に周りの人は敵!!みんな怖い人ばかり!!
日本なんて冷たい人ばかり!!とまで思ってた私。
温かく声をかけてくださったこの経験は、
子どもを通して得られた経験。
人って温かい、、、
温かい心を持ってる人っているんやぁ😿
と氣づかされます。
そして、私も彼女たちのように困ってる人がいたら
手を差し伸べられる人で在りたいと思うのです。
サッカー少年たち
先日、子どもを抱っこしながら地下鉄に乗っていた時のこと。
サッカー少年たちが疲れて
寝ていたのにも関わらず、
座ってください!!と席を譲ってくれました。
子どもだけ座らせて私は立っていたら、
別のサッカー少年が
こっち座ってください!!と
声をかけてくれました。
ほんまにありがとう、で胸がいっぱいになって
こうやって声をかけれる子どもたちがいるんやと
嬉しかった。。。。
今まで大人の方に
声をかけていただくことが多かったけど
今回のサッカー少年たちの経験から
無関心な大人が多い中で
まだまだ温かい心をもった小さい光が
あるんやと感じました。
そして、日ごろの自分の行いを振り返って
子どもに恥じない姿を見せよう!と改めて
背筋がビシっとなった経験でもありました。
子どもに温かい背中をみせてもらった日でした。
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あなたは子どもにどんな姿を
受け継いでいきたいですか?
受け継ぎたい未来、在り方があるならば
まずは自分がやっていこう。
子どもは言葉よりも背中をみてる。
見えない部分をみてる。
これから生きる子どもたちが
温かくて優しい世界で
生きられるよう、
私たち大人が今、なにをするか。
温かい小さい光が大きく輝いていけるように。