タスキと北川真尋 【全国高校駅伝】

みなさんは、駅伝というスポーツに対してどのような印象をお持ちですか?

学生の頃体育教師に無理やりやらされたとか、勤め先の会社に駅伝部があって現地に応援に行ったことがあるとか、人それぞれ思い描くことは違うかと思います。

僕は箱根駅伝や出雲駅伝に母校が出たりでなかったり、出たら出たでAO学やTY大あたりといい勝負したと思ったらあっけなくシード圏外に落ちたりといろんな意味で見てて楽しい、そんな印象です。

大学駅伝でも実業団駅伝でも、やはり見どころと言えば、中継所でのタスキリレーですよね。

前述の通り僕は大学駅伝をよく見るので、例として大学駅伝の話を。

大学駅伝には、走者が既定のタイムを下回ってしまうと次の走者が繰り上げで出発してしまうというルールが有り、そうなってしまうとその大学はタスキが途絶えてしまい、事実上の失格になってしまいます。

その為、規定タイムギリギリでタスキリレーができるかどうか、といったシーンはテレビ中継でも見どころの一つとして取り上げられているのを見たことが一度はあると思います。

その為走者は、”チームの仲間ががつないでくれたタスキを途絶えさせたくない”、”絶対にタスキを繋げたい”という思いをもって走っていることでしょう(自分は駅伝経験者でも何でもないので想像ですが、たぶん伝わってくれると思う)。

つまり駅伝選手にとってタスキは仲間とのつながりの象徴だといえるでしょう。



ここまで長く書いたのは、われらがアイドル北川真尋の記念すべき初SSR、「アップビート・ラン」の特訓後衣装にとって、そのタスキが重要な要素であるからです。

(前回の記事より前フリなげーよもう真尋ランニングから戻ってきてアクエリ飲んでるよ)

ということでSSR「アップビート・ラン」とタスキについてひも解いていきたいと思います。


【なお、この記事は半年前に自分がニコニコ生放送でしゃべった内容をブラッシュアップした内容です。一部、というかほとんどの画像がその時に使用した物の流用ですが、ご容赦ください。】



真尋 図 1


今までモバゲー版、スターライトステージ合わせて多くのカードが出され、そのカードそれぞれで素晴らしい衣装を披露してきた真尋ですが、実は特訓後ではっきりとタスキをかけているのはこの「アップビート・ラン」だけなのです。

特訓前も含めると「スポーツ祭」でもかけているのですが、そこでかけているタスキは、「スポーツ祭」の他の面々がスポーツ祭で使われる物を手にしていることから、写真等を撮るとき用の演出的なものではないかと考えられます。

図2真尋


しかし「アップビート・ラン」のたすきは、スターライトステージ内のルームセリフから、「スポーツ祭」の時のような演出ではなく、想いが込められたものであることが分かります。


真尋 図3


そして真尋は、このタスキが競技に必要なただの布ではなく、「みんなの思いがつまったもの」と認識しています。それは真尋は”みんな”というものに拘りがあるからです。


真尋図4

真尋図5


今井加奈ちゃんとのコーチングエピソードやシンデレラバーサスでのスキル、スターライトステージでの補助系スキル等々、他人を気遣う・助ける動きを真尋は見せています。それはきっと真尋が自分ひとりではなく”みんな”で何かを成し遂げたいと思っているからではないでしょうか。


真尋図6



ここで、目聡い方は気付くかもしれません。

「じゃあなんで肝心のSSRのスキルはコンセントレーションなんだよ」

コンセントレーションとは、リズムアイコンのタイミング判定が難しくなる代わりに、PERFECT判定が出るとスコアがアップするというスキルです。簡単に言い換えるとハイリスクハイリターンなスキルです。

このコンセントレーションは、その判定の難しさとミスした時の煩わしさから敬遠されがちで、僕も実装されたときは

「なんでサポートよりのオールラウンダーじゃないんだ???」

と疑問に思いました。

真尋図Ⅶ


ですが、真尋のパーソナリティと、「コンセントレーション」というものについて考えると、その謎が解けるどころか

「真尋のSSRのスキルがコンセなのは納得。超納得。」

みたいになりました。


もともと真尋は、ガサツでアイドル向きな『かわいい』タイプではない、さらには落ち着きのない女子高生出でした。その事は真尋自身も良く自覚しています。

真尋図8


しかし、学校に遅刻しそうな日にとある人物とぶつかって以来アイドル活動をしていくと、少しずつ真尋のパーソナリティの悪い部分が良い部分に昇華されていきます。

真尋図 9

真尋ず10

(それでも大食漢ぶりは変わらないけど。でもそこがいい)

つまりアイドルとして少しずつ成長していっているのです。




ここで話は変わって「コンセントレーション」について。

突然ですが、動体視野という言葉を聞いたことはあるでしょうか。ええ、動体<視力>ではなく、動体<視野>です。

動体視野とは、自分が高速で動いている時の視野のことです。

(動体視力は、動体がどれだけ見えるかです)

高速で移動すればするほど視野は狭くなります。高速道路を時速100キロメートルで走っていると、周囲のこまごましたものは目に入りませんよね。

スポーツでも、プレースピードが上がれば上がるほど目に見える情報は少なくなります。

つまり速度が上がる(動体視野が狭まる)程、ほんの少しの動きの差が大きな結果の差を生むということです。


長くなりましたが、要するにスポーツなどにおいて、高速の世界で望む結果を得るには、集中力と緻密さが求められるのです。


ん?集中力・・・?「concentration」・・・?????



画像11


かつてはガサツで落ち着きに欠ける真尋が、アイドル活動を通して緻密さと集中力を得ることで、”コンセントレーション”というスキルを取得した訳です。

真尋図12

(この画像だけ作った時に青い背景つけ忘れてたけど、言わなきゃばれへんばれへん)



「”みんなでつなぐタスキ”をかけてステージに立つ訳だから、失敗はしたくない(=タスキをさらにみんなにつなげたい)。」

「ここぞというときに集中力(=コンセントレーション)を発揮して、よりよい結果(スコアアップ)をつかみたい」

これが真尋がタスキに込めた想いと、コンセントレーションというスキルを獲得した理由ではないでしょうか。

真尋ず13


そしてここぞというときに発揮する特技名が


真尋図14


快速トップギア


なんですよね。これに気付いた時はエモいってやつですか?もううおおおおおお(語彙力)て感じでマヒロポンでした。



最後にタスキの色に注目してみてください。

真尋図15

SSRの衣装は初期Rの衣装を踏襲したデザインになっていますが、タスキのフレッシュグリーン色は初期Rでは使われていません。

これは当初の真尋の初期のパーソナリティの悪い部分をいい方向に変え、良い部分はさらに伸ばすという彼女らしい成長をすることで得た新たなもの(=コンセントレーション)の象徴であるのではないでしょうか。

真尋図16


要するに、「アップビート・ラン」は真尋らしい、個性を伸ばす成長の結果なのです。



タスキだけでここまで語れてしまうのだから、次に真尋のSSRが実装されたらどうなってしまうんでしょうかね。とりあえず幻覚を見た後あーでもないこーでもない言ってみんなでしめやかに尊死するんでしょうね。なので早く


真尋の水着SSRと普段着SSRとそれからそれから冬制服SSRをよこせ運営




そうそう、この記事が公開される12月20日は全国高校駅伝が開催される日みたいですね。いやーなんて偶然なんだろう(すっとぼけ)

もしかしたら真尋も、今日の本番に向けて自慢の脚をトップギアにまで仕上げているかもしれませんね。

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