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細胞診&HPV検査

精密検査のため訪れた総合病院。
14:00予約だったものの、診療開始は15:20。診察検査で時間が前後することは想定内だったため、持ってきた書籍を一冊読破できた。

🧏‍♂️「こんにちは。」
🧏‍♀️「こんにちは。よろしくお願いいたします。」

診察室に入ると、同じ年代の男性医師。
部位が子宮であるだけに、内診台で診察されることは少し心構えがいる。(心構えがいるのは自分自身の問題であるが。)相手は専門医なので、できれば腫瘍学の症例を多く経験している医師であることを望む。

男性医師は(受付で受け渡した)紹介状を開き、「今回の健診の結果、その結果から想定される現在の状態の説明をしますね。」とこちらを向いた。

健診結果は、【※AS-CUS】
子宮頸がん検査(細胞診)で「意義不明な異型扁平上皮細胞」がみつかった。「細胞の形態が正常ではない」が異形成と診断するには細胞の異形変化が少ないと判断されたグレーな所見とのこと。

※ASC-US (Atypical Squamous Cells of Undetermined Significance)=意義不明な異型扁平上皮細胞。

その異常の程度によってASC-US、LSIL、HSIL、ASC-H、SCCなどと分類される。なかなか種類があるものだ。

ASC-US:軽度異形成の疑いあり
LSIL:軽度異形成
HSIL:中等度異形成、高度異形成、上皮内がん
ASC-H:高度異形成の疑いあり
SCC:扁平上皮がん
AGC:腺異型もしくは腺がんの疑い
AIS:上皮内腺がん

「AS-CUS」であったことから、まずは次の精密検査のステップに進み、どのような状態であるか正確に診断することが必要であることは理解した。

子宮頸がんのほぼ100%はハイリスク型HPVの持続感染によって引き起こされることが判明しているため、今日はもう一度細胞診を行い、並行してHPV検査も行う。

ハイリスク型のHPVが検出された(陽性)場合、次回は「コルポスコピー」&「子宮頸部組織診」を行うとのこと。判定に2週間かかるので、まずは次の検査に備える。

続きます。

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