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B-side of life
B面。
かつてのアナログ時代には、レコードのオモテ面を「A面」、ウラ面を「B面」と呼び、A面には市場に向けたヒット狙いの曲が、B面にはどちらかと言えば地味なおまけ曲が収録されていた。
2021年も終盤に差し掛かり、ふりかえってみると、
今年はひたすらB面を生きた一年だったなぁ〜と思う。
A面といっても私のソレは華々しいものでもないが、それでも自分たちなりにアイディアや経験を、社会のために役立てるには、という一心で、仲間と共にNPO法人を立ち上げ、一歩一歩、育ててきた。A面の活動はいつも、関心は外に向いていたし、同時に外から見た私を形成した。
その会社も5期目に入り、緊急事態宣言を行き来するコロナ禍も相まって、今年は今までにないくらい、自身の内面にフォーカスした時を過ごせた一年となった。
キーワードとなったのは、「色」だ。
やっぱりA面とB面は完全に切り離されたものではなく、
A面のカラペハリエは
[色]をツールとして「個々の違いを前提とした調和」のメッセージを提示し、社会に対して成果を上げることを目的として活動した。
一方B面は、
[色]の本質に迫ることで、自然のふるまいからこの世の摂理が感覚的に明らかになっていって、捉えられる知覚が一気に広がった。一言で表すならば、以前の私よりもココロが豊かになった感覚がある。
豊かさはそれを捉えるココロ次第だと感じている。そういう意味で、内面の目に見えない部分にめいっぱい手間ひまかけて取り組めた今年は、とても豊かな一年となった。
アーティストのアルバムを繰り返し聞いていると、
そのアーティストの本質は、一見地味なカップリング曲で味わえたりするものだ。
そういうわけで、
人生のB面にこそ、誰のためでもない、その人自身の幸せな姿があるのではないかなぁと思う。
そんなことを考えてたら、
B面を絵でも表現したくなって
生まれたのがカセットの貼り絵。
「B-side of life.」
人とも
B面でつながると、おもしろいよね^ ^