乳がんや子宮頸がんは、腸内環境を整えると予防できる!?
おはようございます!
今日はGW最終日ですね。みなさんにとって、どんなGWになったでしょうか?
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乳がんや子宮頸がんの罹患率データを見ると、女性ホルモンのバランスを崩しやすい30代から上昇し、閉経する50~60代にピークがあることから、女性ホルモンの分泌と深い関わりがあるのではないか、と考えられています。
婦人科系のがんに影響するとされるのが、「エストロゲン」という女性ホルモンです。
エストロゲンが受容体物質と結合すると、がん細胞を増殖させるスイッチが入るといわれています。
そのため、エストロゲンが過剰に上昇しすぎると、がん細胞が増えやすくなり、発がんリスクが高くなるのではないか、ということです。
このエストロゲンの過剰な増加には腸内細菌が深く関係しています。
腸内には、エストロゲンを分解する細菌が存在し、その細菌がホルモンのバランスをコントロールしているのです。
乳がん患者の腸内を調べると、腸内細菌の種類の多様性が失われた状態になっており、エストロゲンを分解する細菌が激減しているということがわかっています。
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腸内細菌には、善玉菌と悪玉菌があります。
悪玉菌が増えると善玉菌が減るのが腸内のメカニズムです。
善玉菌には、乳がんや子宮頸がんなどの婦人科系のがんに影響される女性ホルモンである「エストロゲン」を分解して、がんを予防してくれる効果があります。
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腸内環境を整える生活習慣をして、婦人科系のがんを予防しましょう!
参考文献:新しい腸の教科書 著者 江田証
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