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コミカライズ版『十六夜綺譚』最終巻が発売されました

月一ペースで刊行されていた、コミカライズ版『十六夜綺譚』が、無事最終巻発行と相成りました。
あらためまして、作画を担当くださった逢坂先生、お声がけしてくださり、諸々お付き合いくださった双葉社の担当者さま、そして応援くださった読者の方々。
本当にありがとうございます!

もともといただいたお話では「基本は電書のみ、紙単行本は未定」ということだったんですが、ありがたくも紙版も発行していただけることとなりました。

ここでタイトルと種類のお話をば。
コミカライズ版『十六夜綺譚』には、3種類のバージョンがあります。

  1. 電子書籍・分冊版 『十六夜綺譚~吉原花魁のはつ恋~ 分冊版』

  2. 電子書籍・単行本 『十六夜綺譚~吉原花魁のはつ恋~』

  3. 紙コミック・単行本 『十六夜綺譚』

1.はその名の通り、1話ずつ配信される、いわゆる単話売りというやつです。
2.は上記1.を数話ずつまとめた形で、電子書籍の単行本状態のもの。
3.は一般的な紙の単行本になります。

さて、ここでお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、タイトルの件。
電子書籍はサブタイトル『~吉原花魁のはつ恋~』がつき、紙コミックスにはついていません。
単純に疑問だったので、理由を担当さんにおうかがいしたところ「紙コミックスは帯で説明ができるので」とのお答えをいただきました。
たしかに、こう見ると帯に説明が入っていて、ひと目で内容が把握できますもんね。

てか帯のあおり文句(?)が的確かつかっこよくて最高ですね。
デザインしてくださった方に感謝(帯に関しては(も?)あたくしノータッチなので)。

ふと、若かりし十代の頃、コミックスの帯が邪魔で全部外して捨てていたことを思い出しました(今はもちろんしてないですよ!)。
せっかく全体のバランスなどを考えて作ってくださった帯に対して、なんという扱いを……。
できることならばあの頃の私へ、往復ビンタに回し蹴りを食らわせたいですね。
いやマジで。

連載がはじまってからまる一年。
長いようであっという間でした。
本当にありがとうございました!


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