緩んだ弦を巻く
渡嘉敷島にいます。
実家から三線を送ってもらいました。
こちらへ届くまでの間にカラクイが当たったのか、弦がゆるゆるになっていました。
ゆっくりと弦を巻いて、チューニングを合わせました。
久々の三線。
大阪にいるとき、沖縄の景色に思いを馳せながら、自分の部屋で練習したことを思い出しました。
沖縄の海で三線を弾きたい、とよく思っていました。
渡嘉敷島の空気を吸って、三線も喜んでいるはずです。
“三線は沖縄へ連れていってくれる気がする”と以前noteに書いたけれど、まさか本当に沖縄に来るとは思っていませんでした。
久しぶりに三線を弾きながら、
「この曲は◯◯さんに教えてもらって練習したなぁ」
とか、
「西表の民宿のゆんたく場所でよく弾いて、聴いてもらってたな」
とか、
1年も経っていない出来事なんですが、遠いことのように懐かしく感じました。
三線は沖縄へ連れて行ってくれたし、
沖縄で人と繋がりを作ってくれました。