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さりげない気遣い

仲居時代に、女将さんに教わりました。
お客さまに気を遣わせてしまうことのないように、と。

〝サービス精神〟が強いと、どうしても自分自身のことが後回しになってしまいます。

例えば、雨の中お客さまがお見えになったら、思わず、自分がさしている傘を差し出してしまいそうになります。
そうすることでお客さまは濡れませんが、自分自身が濡れてしまって、それを見た客さまに申し訳なく思わせてしまったり、心配させてしまうのは、本当のサービスではないのです。


撮影現場やオーディション会場でも同じです。


わたしは、スタッフとして現場に入ることもあるので、空き時間はついつい、お手伝いがしたくなってしまいます。
けれど、わたしがお手伝いをしてしまうと、スタッフさんたちに気を遣わせてしまう場合があるので気をつけています。

お相手に気を遣わせない、さりげない気遣いができる人になりたいですね。

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