えびたろうの話
野鳥の動きも活発になり、いよいよ春の到来を感じます
花粉の到来も感じます
くそみてぇな量の花粉の到来を感じます
こんにちは、erifでございます。
音楽活動を始めた当初、ぼんやりとした目標は
「コンペ・コンテストに採用される事」でした
なんとなく曲をつくれるようになったものの、こういった機会に採用される事はなく、かすりもしないのが現実でした
あ!違う違う…えびたろうのお話をしないと。
あれは…そう。
私がまだ10歳の時。
なんかの贈り物で、生きた伊勢海老がerif家に送られてきました(お歳暮?)
ハムスターの寝床のおがくずみたいなやつに包まれていました
なんかトゲトゲしてるし、ごつごつしてるし、凄くかっこいいなと
一目見て「飼う!」と決めました
命名「えびたろう」
えびたろうは、弱っていました
えびたろうには住処が必要です
家の中を探し、手ごろな水槽を見つけ、水道水でそれを満たします
待ってろよ、えびたろう…今楽にしてやるからな!
えびたろうを水槽にINします
ぶくぶくのヤツも入れました
程なくして、えびたろうは動かなくなりました
これを読む人は、伊勢海老が水道水では生きられない事を理解していると思います。同時に小学生の知識だけで飼えるわけがない、と
「エビ=水」という安易な思考では、えびたろうを飼う事は叶わなかった
それでも私の両親は、その「行動」を止めようとはしなかった
飼えるわけがないと分かっていても、「えびたろうを飼う」という事に挑戦させてくれたんです(尽きぬ好奇心に付き合いきれないだけかもしれん)
えびたろうの味は覚えていませんが、えびたろうを飼おうとして失敗した事は今でも覚えていて、私の中で活きています
…うん。
コンペやコンテストで結果を出せなくても、作品を観てくれる人たちが居て
何度傷ついても懲りずに活動してたら、いつのまにか仲間が増えていて
挑戦する事を辞めなかったからこそ、今があるんだと思うんです
今年も目標があります
がんばります
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