傲慢と善良【映画と原作は違う】ネタバレあり
ようやく鑑賞できた2週目の水曜日。
ウェンズデー&街中のためか、老若男女で約120シートはほぼ満席に。2年ぶりの映画館にワクワク☺️
上演2時間経ての感想..
良かったー🩷🤍🩷🤍
うん、細かくは色々言いたいことはあるけど、総じて映画作品としてよかった。やっぱり本で読んで面白い作品と映像で面白い作品は異なると改めて感じた。でも映画化としてはあれ以上にできないんじゃないかというぐらいにはできてた。
そして原作をもっと好きになった。(🈁大事
とはいえ着目点いっぱいなので
"細かく言いたいこと"について
語っていきますー!
良かった部分と良くなかった部分
まずここの比較から。
【良かった部分】
好きな言葉や好きなシーンがちゃんと入れられていた。例えば無くても仕方ないと思っていた "家族が寝られないと思って" や"私だけ食べて両親に申し訳ない" もあったので嬉しかった🧡
原作好きのために(?)、ちゃんと菓子折り持ってたり、ジャンパー着てたり、KOSUGIモールと思しきフードコートがでてきて沸いた🩷
あゆちゃん原作より登場多くて感動!しかもぴったしの森カンナさん💞可愛い💞もう絶対的なあゆ
オリジナル展開やシーンを短縮することで、全体的な矢印や流れが分かりやすくされていて、映像としてとっつきやすくまとめてされていた。(オリジナル展開もあれはあれで、完成されてたしなんとか2時間にまとめる作はすごい🎬)(主人公の心の動き的には原作と違ったが・・)
はじめのミステリーパートがどんどんと進んで、あ、大事なのはそこじゃないんだなと初見の人にもわからせたのはよかった。
主題歌が合ってた🎷
⇒"真実と架がもがきながらも、自信もないけれど、愛に気づく、たった一つのラブストーリー"という点を押さえられていて見やすかった。
【良くなかった部分】
登場人物のキャラクターが違う。名前が違う。設定や流れが違う。
「大恋愛だよ」のセリフ。重要なはずなのに、そりゃそうだよね、って流れ的に思っちゃったのが残念だったかも。原作初見の時は、おおーそういうことかってなったんだけど。あれって、石母田さんに言われるから良いというか..
⇒真実の描かれ方が全然足りない。自分の性格や家族からのしがらみに悩み苦しんでたところに焦点当ててほしかったな。これ、本読んでない人楽しめてるかな? 傲慢と善良の意味、わかったかな。ただの70点発言が悪かった話になってへん?扱いにくいメンヘラ女に恋をしてしまった可哀想な男の話になってへん?
ここからは相違点についてさらに細かく
【キャラクターについて】
架:冒頭の架が鼻についたので一瞬心配になったけど、でも最初の出会いのシーンで、なぜ真実に惹かれたかっていうのも表情からわかって、2人が幸せになれるラストが浮かべられたのでそこでまず安心した。
真実:奈緒ちゃんがほんとに真実だった!🥹❤️だんだん険しくなっていく奈緒ちゃんの表情が、真実の不器用さや心の中で渦巻く感情と葛藤しながらも向き合っているのを表していた。
小野里さん:美波里さん癖強すぎて、ワンシーン目はまじで浮いてて受け付けなかったけど、まぁ全体を通して見たらいい具合に薄まってて問題なかった。
美奈子&梓:美奈子はイメージより若干マイルドだったけど、梓のめちゃ嫌味な感じがすごく合ってて拍手を送りたい👏
真実母:うん、まぁそんなもん。ちょっと私的には宮崎さんは少しネバつきが強いイメージだったかな。
真実父&真実姉:ここあんまり納得はいってない。まぁ時間的流れのバランスなので仕方ない。真実姉結構好きなキャラだったんだけどな、、ただの嫌な姉では..?
その他:髙橋=耕太郎?wよしのもよしのじゃないしw花垣も推しキャラだったのに別人だった。⇒別にストーリー的に問題はなかった。
【沸いたシーンについて】
お花の演出がロマンチックだった🍊🌼花が開いたところ。作品の中でずっと花は映ってるんだけど、その花が開くところを初めて見たことで、自分の中にずっとあった恋心にやっと気づいたんじゃないかな。思わず、みかんの花がー😮って歌っちゃった。(心の中で、ね?)
まさかのHシーンあってよかった💞しかも奈緒ちゃんそこ100点の演技だったんだが、🥹✨本で想像した真実の通り。しかも駐車シーンからの展開でよかった。というか辻村先生はHの描き方がうますぎんのよ、、、「盲目的な恋と友情」でも思ったけど。
以上!!と色々言いましたが、
とっっても興味深かった2時間でした。
この作品を映像作品に昇華させてくれてありがとう💗
〈おわり〉