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ディズニープラス『わずか1000ウォンの弁護士』1話・2話ネタバレ

『拾われた男』を見ていたのですが、韓国ドラマ『わずか1000ウォンの弁護士』を見始めたらさっそくハマってしまいました。
主演はナムグン・ミン。
なんとなく気になる俳優さんの弁護士ものなら見ないわけにはいかないので、2話の途中まで見ました。

以下1話から2話途中までのネタバレありの感想とあらすじです。
ナムグン・ミン演じるのはチョン・ジフンというヤメ検の弁護士。
たった1000ウォン(日本円で約100円)で弁護を引き受けます。
なぜ検事をやめたのかはまだ説明はないのですが、検事時代からとっても生意気だった様子。
チョン弁護士はなりゆきで、前科4犯のスリの弁護をすることになります。
相手の検察官はペク・マリという司法研修院生です。ペク検事は初めての裁判なので勝てば検事になれると張り切っています。

スリの名前はイ・ミョンホ。
(この人は『凍てついた愛』にお花屋さんで出てきた俳優さんなのですが、名前が不明です)
幼い娘(ソミ)が1人いて、病気で入院しており、さらに手術のためお金が必要でした。
また、これまでスリをして何度も刑務所に入っていたため、誕生日を一緒に祝ったことがなく、今度の誕生日には一緒にいたいとソミはミョンホに訴えます。
妻からも病院代、手術費を払えるまともな夫、父親になってほしいと懇願され、ミョンホはスリができないよう利き手である右手に石を叩きつけて右手に怪我を追っていました。

そんなとき、たまたま酔っ払いの男性がトイレで用を足していたところに居合わせたミョンホは男性がよろけたところを左手で支えます。
しかし男性の左ポケットには財布が入っており、それを盗まれそうになったと男性が勘違いをしてしまいます。
そして警察に行ったところスリの前科4犯である過去が災いし、スリの未遂として捕まってしまったのでした。
チョン弁護士に会う前に、ミョンホはペク検事から罪を認め反省文を書けば減刑もあり得ると説得され告白文を書いてしまっていました。しかし、それを破ってしまうチョン弁護士。

前科4犯の場合は未遂でも懲役刑になる可能性が高いとのこと。
チョン弁護士は弁護が難しいと思いますが、ソミに父親と会わせてあげると約束していたため難しい弁護に挑みます。
(娘の病院費が約1300万で、日本円にしても130万円という高額なのに驚きました。病院では貸付などがあるのでしょうか。
日本でも入院費が払えないときは病院によってはローンのように払う選択や民間の医療ローンなどがあるそう...知らなかった)

いよいよ裁判の当日。
裁判は国民参与裁判です。
(チョン弁護士が何か言うたびにペク検事が異議あり、と言い裁判官からも気をつけるようにと言われてしまって、見ていてちょっとイライラしてしまいました)
ペク検事はミョンホが学生の頃から盗癖があること、前科4犯であることを強調します。
それに対しチョン弁護士はやっていないという証拠として、何も入っていない木箱を陪審員らに見せます。
こちらにはやっていないという証拠はない、しかし、検察側は被告人がスリの未遂をしたという確たる証拠を提示するべきだと訴えます。
それが検察側の役目だと。
また、ミョンホにスリをするのはどこかと尋ねます。
ミョンホは百貨店や銀行やお金を持っている人がいるところと答えます。
さらに、当日の被害未遂男性がかなりのお酒を飲んで(焼酎にビールを混ぜたいわゆる爆弾酒)かなり酔っていたことを証明します。

しかし、検事側にもそういった証拠はなく状況証拠しかないのでした。
チョン弁護士は最後の手段として、被害未遂男性を立たせて目をつぶるように言います。
そうしてほんの少しの時間が流れた後、チョン弁護士は男性に尋ねます。
「何か感じましたか」
何もと言い振り返った男性は、チョン弁護士が持っていた自分の財布を見て驚きます。
実はミョンホは「見えない手」を持つスリのプロで、盗られたほうは何も感じないのです。
チョン弁護士は続けます。
あなたは今、酔っていた当日とは違って頭もハッキリしている、さらに目をつぶることで感覚も鋭敏になっている筈だ、しかし、今財布を盗られたことに気づかなかった。
それなのに、事件当日酔っていたにも関わらず、被告人に財布を取られそうになったと言い、捕まえた。
しかし、被告人はこれまで現行犯で捕まったことはない、なぜなら盗まれたほうは全く気付かないから。
そんなプロ中のプロのミョンホが酔った男性から財布を盗ろうとするのだろうかと。

陪審員たちはチョン弁護士の弁護に頷き、無罪で一致したのでした。

無罪判決が出、ミョンホはソミの待つ病院へと急ぎます。チョン弁護士はペク検事に対し控訴をしないのならば確定判決を急ぐように言います。
ミョンホには娘の病院費が必要であり、無罪になったときには「刑事補償金」が支払われるからと。
その額は勾留期間から今までで、36日分だからおよそ1,300万円なので、病院費の約1,300万円を払える額になるからと言い、去っていきます。
(見ながらこの額がすごいなぁと思いました。ただ、ちょっとこの計算方法が分かりませんでした。韓国の最低賃金は9,160ウォン、それを5倍にして8時間を掛け、日数分にしたら約1,300万ウォンになるのですが、最低賃金に5倍をかけるのは、精神的な慰謝料というのが含まれているのでしょうか)

ペク検事とこれからもやり合うことが予想されるし、これからのチョン弁護士の手腕も楽しみです。
ナムグン・ミンの食えない弁護士ぶりがすごく魅力的です。
それだけではなくチョン弁護士のファッションもよくて、いつもチェックの上着とベストなので、今度はどんな色のチェックなんだろうと気になります。

ドラマを見るだけでなくイラストも頑張っているので、これが少しでも仕事という方面に行けたらと思っています。アンニョン💃🏻


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