心配性ライターの細かすぎる海外赴任準備⑲～ロンドンでの部屋探し

夫の勤務開始まで2週間。
まだ、次男のビザだけ下りません（涙）
そろそろ出してくれないと、航空券を見切りで手配していいものかわからず、身動きが取れない状態。
周りから「いつ出発？」と聞かれるけれど、私が一番知りたいです。。

急に動き出してもすぐに対応できるように荷造りをしつつ、
今部屋探しにエネルギーを注入中。
ロンドンで部屋を探すなら日系の不動産会社の方がいい！というのはあちこちで聞きます。
なぜなら、ロンドンの賃貸物件は築150年とか200年近い建物が多く、必ず何かしたトラブルはあると思った方がいい。
ドアノブが取れたとか、お風呂が壊れて水浸しになったとか。

その時に日系はわりとすぐに対応してくれるけれど、現地の不動産会社だとのらりくらり先延ばしにされたり、「ホンマに直した？」と言いたくなるくらい雑な修理をされたりすることもあるそうで。

英語で交渉とか自信がなさすぎて、日系の不動産会社一択。
検索で出てきたロンドンに支社のある不動産会社3社に、物件探しをフォームから依頼しました。

オススメは、「ロンドン東京プロパティ」。日系の不動産会社で唯一、審査の厳しい英国賃貸住宅協会-ARLAの会員に認定されている会社です。

他にもエイブルロンドンやリダックロンドンなどでも、ホームページで条件検索して問い合わせをすれば、詳細を教えてもらえますよ。
コロナ以降オンライン内覧も活発で、Zoomを使って営業担当者さんが実際に物件の中に入って室内の様子を見せてくれます。

私たちもいくつかオンラインで内覧をしながら候補を絞っていき、「ここかな～」とほぼ決まったところでその日のうちに別の人に取られてしまって（涙）
今ロンドンは物件数が数年前より激減していて、かなりの貸し手市場なのだそう。

↓不動産会社さんからのメールより
コロナ前のマーケットでは5－6万軒の賃貸物件がマーケットに出ておりましたが、2022年6月以降の規制緩和より急激な減少傾向となり、賃貸マーケット上の物件数は現状2万9千軒台ほどになっております。

4月が一番物件が動く時期らしいのですが、我が家同様ビザ取得に時間がかかって今の時期までずれ込んでいる人も増えてるようです。

私が部屋探しで重視したのは、

・ガス式セントラルヒーティングか（暖房効率がだいぶ違うそう）
・バスタブはあるか。シャワーとバスタブが別だとよりOK
・水の勢いは十分か（タンク式だと途中で水が足りなくなって出なくなることも）
・部屋の明るさ（ロンドンの部屋は暗いと聞くので）
・周りの音・自分たちの生活音は響かないか
・防犯対策はあるか（意外とインターフォンがない部屋もある）←1階は避けたい。※空き巣被害もちらほら聞く。。
・夫と私が在宅ワークしていて、オンラインが入っても籠れるスペースがあるか
・大家さんは日本人に部屋を貸すことに慣れていそうか、すぐに対応してくれそうか（中国や香港にいて投資のために物件を保有しているオーナーさんもいるらしく、故障やトラブルにすぐに対応してくれないケースもあると聞くので）

こんなところです。

安心安全に暮らせる部屋。これが一番優先です。キレイかどうかは二の次。
私たちが住むエリアは郊外なので、ロンドン中心街よりは安いけれどそれにしたって、家賃は高い。
しかも年々数％単位で上がっていくそう（！）。

ロンドンは「カウンシルタックス」といって市民税兼固定資産税的なものが物件にかかるらしく、このレート（バンド）がＣなのかＥなのかみたいな違いも地味に効いてくるっぽい。
新しい物件など資産価値の高いお部屋はその分税率も高くなるようなので、気になるところ。。
地域によっても金額は変わりますが、例えば私たちが候補にしている部屋だと年間2300～2400ポンド（約48万円）ぐらいだそうです。

家賃に光熱費が含まれているケースはルームシェア以外だとないようで、掲載されているのは純粋に賃料のみの金額。
敷金のようなものもだいたい1か月分ほど必要だけれど、これは部屋を退去する時に返してもらえるみたいです（ハウスクリーニング費などを抜いて）。

ロンドンの物件はフローリングではなく全面カーペット敷のものも多くて、その場合退去する時にプロのクリーニングを頼まなければならず、数万～十数万かかる場合もあるんですって。

実際に見ないで部屋を決めていいものか不安・・・と思っていたら、前職の同期が3月からロンドンに帯同していて「代わりに見に行ってくるよ～」と言ってくれて！！！
匂いとか明るさとか、入ってみての雰囲気などを確かめてきてくれました。心強い！

もう他の人に横取りされないうちに、素早く意思決定しなければ。ダンナのＯＫが出たら、即動きます！

部屋が決まれば、あとは航空券と向こうに着いてからの仮住まい。
一歩ずつロンドンに向かって歩みを進めているはず！