心配性ライターの細かすぎるロンドン生活⑭~船便がやってきた、ヤアヤアヤア
本日、無事船便で送った荷物が届きました!
いやあ、待ちわびた。。
荷詰めにやってきたのが、6月11日。
そこからなぜか1か月寝かされて、日本を出港したのが7月29日。
(船が満タンになるまで待ってたのかな・・・?)
そう考えると、船が出てから運び込まれるまで約2か月。思ったより早かったような。
屈強なUKタフメン3人組が次々に段ボールを運んできてはリビングに山積みにして、バーイ!と1時間足らずであっという間に帰っていった。
あれ? 荷解きもしてくれるって言ってたのにな? その場で頼まないとしてくれないもの?
とモヤモヤはしたものの、それ以上に船便が届いた喜びが勝り、早く開けて整えたい!とせっせと段ボールを開封したおかげで、今ほぼ握力ありません(涙)
では私がそんなに何を楽しみに待っていたかというと・・・早速発表したいと思います!
船便で届いて嬉しい荷物ベスト3!
第一位 防寒着&毛布
このごろ急に寒くなってきたロンドン。ここ数日は朝晩、耐えきれずに暖房を数時間だけ入れてしまうことも。
このまま船便を待つか、冬物の服を1,2枚買うか、根性を試されていた一週間でした。コート!ニット!マフラー!そしてタイツにヒートテック!!
ちなみにロンドンにもユニクロはあるので、ヒートテックは買おうと思えば買えます。
でも、この前耐えきれずに買った“極暖”インナー、1枚24.9ポンド。
約4790円。カシミアニットか!!
こちらではユニクロは高級品なんです(涙)
夜寝る時もペラッペラの150センチしかない大きめのひざ掛けのようなものを毛布替わりに使っていたので、
これからぐるんと毛布にくるまれるかと思うと今から寝るのが楽しみです♪
第2位 炊飯器&軽量米びつ
こちらに来てからほぼ毎日お米を炊いていますが、炊飯器がなかったのでやむを得ず電子レンジでごはんが炊けるおひつをつかっていました。
これはこれでとっても優秀で、航空便に入れて本当によかった!!と涙したのですが、
①お米を研いで1時間水に浸す→②中ぶたのみでレンジで9分半加熱→③外ふたをつけて20分以上蒸らす
このプロセスを経る必要があるので、まあまあ手がかかる。2時間家にいなきゃいけないわけです。
しかも最大2合までしか炊けないので、3人で晩ご飯に食べたらお茶碗1杯分残るか残らないか。
明日のお弁当分は絶対足りないので、上記のプロセスをリフレインしなきゃいけないわけで。。
やっと炊飯器が登場したので、「予約」ができる!神!
3合炊ける!神!
これはかなりの効率化。助かる~~。
第3位 仕事机用のオフィスチェア&23インチモニター
日本で仕事をしている時に愛用しているオフィスチェアと23インチのモニターは本当に恋しかった。食卓用のカチカチの木の椅子で代用していたので、すぐ腰が痛くなるんです。
モニターの大きさと思考の広がりは比例すると言われてますし、生産性が全然違いますよね。
老眼も進む一方だし。
こんなに大きいモニターいる? と持っていくのを迷いましたが、やっぱ入れてよかった・・・!
あとやっぱり嬉しいのは紙の本。
ここ3か月、電子書籍でしか読書ができなかったので、なんとも手触り感のない、歯がゆさを味わっていました。
紙世代としては、やっぱり左手でペラペラしながら気になる部分は指でなぞりながら読みたいんですよね・・・。
気が付けば文章術の本ばかり詰めていたようですが、もはやなんでもいい。
ただ紙をめくりながら印刷された文字をたどりたいんです!切実!
紙といえば、日本からたくさん送ったノートのストックもほくほくの一つ。やっぱり日本のノートの世界一のクォリティだと思います。
商売道具ですからね、こだわっていかないと。
入れてくればよかったと後悔したもの
入れておけよ5月の私!と思ったものたちももちろんたくさんあります。
思ったより入れてきた冬服が少なかった。観劇したりするようなお出かけの時に着る服、あと2,3着持ってくればよかった。それに合わせたバッグも。
キッチンツールは、もっと入れたつもりだったけど入ってなかった。トングとかお玉とかティーポットとか軽いお皿とか。
(こちらの食器は全体的にずっしり重いものが多い印象。片手に持って盛り付けていると手首が疲れる)
子どもの保冷水筒の予備とか、お弁当箱&お弁当グッズの予備とか、ふきんとか、キッチンスポンジの予備とか、もっと入れておけばよかったな。
(こっちの水筒は保温機能がついていない、プラスチック製がほとんど)
あ、洗い終えたコップを伏せておく分厚いマットもほしかった。
あとまだ間に合う人は持ってくることを強くオススメしたいのが、トースター。
こっちのトースターは食パンしか焼けないやつ(焼けたらポンっと飛び上がるあれ)しか売ってません。
ロールパン2個あたためるのに、わざわざでっかいオーブンを予熱するのが光熱費的にどうなんだ、といつもモヤモヤしてます。
似た感じの「ミニオーブン」なるものは売られていますが、トースターとして使えるのかしら。。
ついでに、コーヒーメーカーも持ってくればよかった。
家電は、「こっちでも買えるけれどプラグの形も電圧も違うから、こっちにいる間しか使えない」のがネックです。
こっちでもコーヒーメーカーは買えるけれど、100ポンド(約2万円)出したのに2年で捨てるのも・・・と思って買っていません。フレンチプレスで我慢。
同じ理由で、ヘアアイロンも買うか悩み中。
あと、引き出しの中を仕切るボックスやトレイも必要でした!絶対!
100均のをいっぱい入れておけばよかったな。
本棚になるようなカラーボックスや組み立て式シェルフも入れてくればよかった。スタッキング引き出しとかサブデスクとか、ソファー横に置いておくサイドテーブルとか。
なんなら、無印のダメになるソファを持ってくればよかった。
(ダメになるソファも売っていますが、これまたカバーだけで80ポンド、
本体150ポンドとビビるお値段!合わせて約4万5000円也!!)
こちらの物件はだいたいが家具備え付けなので、何がついているのか部屋が決まらないとわからないのがネック。
うちの借りている部屋はあんまり棚や引き出しがないので、本や文具や書類などの細かい収納場所に困ってます。。
なにせ船便のスペースにかなり余裕があったので、こんなことならもっとあれもこれも!と思ってしまうのは、ロンドンの物価が高いせい。
ええ売ってるんです、ロンドンでも。でも、高い。
ちりも積もってだいぶ違います。
ああ、夫の「向こうで買えばいいじゃん」をうのみにした私がバカだった。
高いとわかると急に「なしでもなんとかなるものは我慢しよう」スタンスに方針転換しやがった。
日本にいる間に値段を調べて、ロンドンで買った場合と日本から持っていった場合の差額を計算しておけばよかったよよよ。
持っていくか現地調達するか悩むものは、Amazonや現地のオンラインショップでお値段を調べてみてくださいね。
まだ今日届いたばかりなので、「あれも入れておけばよかったYO!」と思うものはまだたくさん出てくるでしょうが、初日の答え合わせはこんなところ。
たぶん、なくてもなんとかなる。船便が来る前も生活できていたし。
あれがQOLが上がるだけ。くすん。