心配性ライターの細かすぎるロンドン生活②～輸入関税３万円？！

ところ変われば、トラブルはある。
とはいえ、毎日がスペシャルすぎるロンドン生活。

日本から送った航空便が待てど暮らせど届かない・・・と思っていたら、ある日郵便受けに投げ込まれた手紙。

「荷物を受け取るにはVAT（付加価値税）を支払う必要があります」

的なことが書いてある！！

私物を送っただけなのに、輸入扱いかーい！！

慌てて調べると、どうも内容物が39ポンド以上（約8000円以上）の場合は課税されるとのこと（EU離脱後、外国人への付加価値税免除の制度がなくなったらしい）。

航空便で内容物の金額を記入する時、その直前に船便の保険の資料をつくっていたので、同様に「新品で買った時の金額」を記載したら、それがダメだった様子。
えーん、調査不足～！！

結果、２箱で約3万円もの請求。
払わないと届かない。
20日以上経過すると返品されてしまうそう。

えー、私物を送っただけなのに（2回目）。

どうやらいったん支払って、後から不服を申し立てたら一部返金してもらえる場合もあるようなので、とりあえず荷物を受け取るために支払おう。

そう思ってインターネットでしぶしぶ納税しようと手続きするも、何度やっても、どのカードを使っても拒否される。

なんで？こちとら払いたくて払おうとしてるんじゃないのに、払ってやるわいとアクションしてるにも関わらず、ひたすら拒否。
夫のカードもダメ。

なんでやねん・・・どないせえっちゅうねん・・・

カード以外の支払い方として電話と直接営業所で支払う方法があるようなので、とりあえず週明け電話してみることに。

「英語が苦手なのでゆっくり話して」と冒頭に伝えたにもかかわらず、ぺらぺらぺら～～と何やら事務的に話していたのをがんばって集約すると、まずこっちで銀行口座を開けてからリトライしろ、ということのよう。

なんでやねん・・・そんなことしている間に送り返されるっちゅうねん・・・！

そこでまた調べてみると、どうやらこの請求書を送ってきたPERCEL FORCEという運送会社は、イギリスで発行されたカードしか受け付けないらしい。
（なんでやねん・・・！！）

夫が給与振り込みされる予定の銀行口座はもう開設されたから、今日明日にはカードが届くはず（イギリスでは銀行口座を開くと自動的にデビットカードも送られるらしい）。

あるいは、Revolutというデビットカード兼海外送金手数料がかからない（or格安）のサービスで「使い捨てバーチャルカード」というのをイギリスでつくれば対応できるとか。

でもこんな時に限って私の携帯は30日間限定のSIMから移行手続き中で、明日まで電話番号が凍結されている→ショートメールで認証できず。
よって本日Revolutの使い捨てバーチャルカードをつくることはできない。

これはもう、焦らずに夫のカードが届くのを待つか、携帯電話番号の移行手続きが終わるまで待とう。
なぜ拒否されるのかわからず何度もリトライしていた時よりは、精神的には落ち着いたし。

そしてこんな目にあって初めていろいろと調べていくうちに、同じようなダメージを受けた方がたくさんいることに気づく。体験談もあがってる。

改めて、情報は自分の意識にあるものしか入ってこないんだなということを実感しました。
知っていたら、私物は全部０円って書いたのに・・・！

払った税金（まだ払えてもないけれど）を取り戻すのにもたくさんの書類が必要なようで気が重いけれど、いわれのない税金は払いたくない。
がんばって戦って、必ずや返金を勝ち取ります！

教訓：ロンドンに航空便を送る時は中身の総額が39ポンドを超えないように調整すべし。新品で買った時の金額は書いちゃダメ。

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8/2追記

申請したところ、無事返金を獲得することに成功しました～！やったー！！
手数料は返金されないから満額ではないけれど、VATの方は両方とも指定した口座に振り込まれました。
添付資料として、荷物の写真を貼り付けて「使用済みの私物」であることを一つずつアピールしたのが伝わったようです。申請（ポストに投函）してからちょうど2週間後。

#ロンドン #VAT #航空便