日本のクレジットカードは使える?現金のみ?台湾の支払い事情
今回の記事では、台湾における支払い事情をご紹介します。
台湾でもクレジットカードは使える?
台湾での隔離後2週間の調査結果は以下の通りです。
〇日本のクレジットカードが使えたお店
・スターバックス
・ダイソー
・H&M
・ユニクロ
・新光三越内のスーパー
・LOUISA COFFEE 路易莎咖啡
・Cuiqu Coffee奎克咖啡
・空港にてSIMカード購入時
・台湾で受験予定のTOEICの支払い
✕日本のクレジットカードが使えなかったお店
・台湾ローカルのご飯屋さん9割
・士林夜市の地下フードコートの飲食店
・ファミリーマート
・セブンイレブン
・全聯
・駅の券売機
・珍煮丹TRUEDAN
・Caffe Chat 咖啡講
(2020.9.3現在)(in 桃園・台北・台中)
台湾の迅速なコロナ対策から『台湾=IT先進国』というイメージを抱いていましたが、まだまだ現金のみ対応という店舗が非常に多いです。
ファミリーマートとセブンイレブンでは、クレジットカードは対応可能ではあるが『クレジットカードが(特定の)台湾の銀行口座と連携されている場合のみ使用可能』、つまり台湾のクレジットカードならば使えるそうです。
私の日本のクレジットカードは日本の銀行口座と連携しておりそこからの引き落としになるので不可とのことでした。
台湾でよく見るQRコード決済とは?
台湾ローカルのご飯屋さんでは現金しか使えない所がほとんどですが、比較的新しいご飯屋さんやドリンクスタンド、海外チェーン店ではQRコード決済が可能なところもちらほら見かけます。
日本ではPay Pay、LINE Pay、楽天PayなどがQR決済サービスにあたります。
QRコード決済サービスの使用方法は2種類あります。
①自分のスマホ画面にバーコードもしくはQRコードを表示させ、店舗側に読み取ってもらい支払う方法
②店舗側が用意したバーコードもしくはQRコードを自分のスマホで読み取り支払う方法
新型コロナの影響で日本でもQRコード決済(スマホ決済)サービス利用者が増えていることもあり、LINE Payは既に使用されている方もおられるかもしれません。
街口支付(JKOPAY:ジェイコペイ)は台湾の大手QRコード決済サービスです。
現金を使うのが一番良いのですが、現金を使いたくない・持ち合わせていないというときは店頭やレジ付近に『LINE Pay』のステッカーが貼られていないか、QRコードが置かれていないかチェックしてみてください。
台湾でクレジットカードは必要?
台湾ではクレジットカードが使えるお店は多くはないです。
しかしクレジットカードは以下のように別の用途でも使えます。
① 海外旅行傷害保険が使える
② 海外キャッシングが可能
海外旅行傷害保険が使える
海外旅行傷害保険が付いたクレジットカードであれば、現地での支払いには使えなくても持参する価値ありです。
台湾ワーホリビザを申請される方は1年以上適用される海外旅行保険に入られると思いますが、そちらの保険+クレジットカードに付帯した保険も念のために用意すればより安心かと思います。Z
クレジットカード会社により自動付帯・利用付帯、補償額、適用期間などに違いはありますので、航空券取得前に一度確認することをおすすめします。
海外キャッシングが可能
私は台湾に来てから、台湾の銀行ATMで日本で加入したクレジットカード(エポスカード)を使い、日本の口座から現金を引き出しました。
銀行や両替所で両替するよりも手数料が安くなる場合が多いので、現金を日本からたくさん持ち運ぶのが不安な方は海外キャッシングという方法もあります。
ちなみに私は第一銀行のATMを利用しましたが、最大引き出し可能額が20,000TWD でした。
まとめ:思ったよりキャッシュレス化が進んでいなかった台湾
クレジットカードは百貨店や海外チェーン店で、QRコード決済はドリンクスタンドや夜市の一部店舗で使える所もありますが、台湾ローカルの小さなご飯屋さんでは使えない所も多いです。
台湾に滞在する際は現金を多めに準備したうえで渡航するか、海外送金や海外キャッシングで現地で調達するとよいでしょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?