【授業2】油絵の描き方
こんにちは!エリカです!
少し空きましたが、前回からの続き、油絵についてやっていきましょう!!
と、その前におさらい…💬
まず、合言葉がありましたね!
油絵の具はいい加減な画材
です!!
授業が終わる頃にはきっと、合言葉の意味がよく分かると思います👌
前回は、「絵の具」についてやっていきました。
今回は、前回お伝えした通り、
油絵の具の基本的な使用方法です!!
といっても、描く順番や方法、塗り方ぜーんぶ自分の好きなように出来るんですよね💦
ここから描くのは「基本」なので
これに沿って描いてもいいし、描かなくてもいいんです😂
それでは、いきましょう!
小学生、中学生の美術の授業思い出してみてください👀💬
絵の具を使う時、チューブから出したものを水などを混ぜて使いませんでしたか??
あれは、絵の具の粘度の調節や絵の具ののびを良くするために混ぜていたんですね〜
油絵の具も同様で
油絵の具をチューブに入ったままのを使うと粘度が高く、使いにくいです。
そこで使われるのが、
ペインティングオイル(乾性油)とテレピンです。
(もちろん、水を混ぜることはないです!!😂
当たり前ですが、「あぶら」ですので分離します。)
乾性油を入れる目的としては、その名の通り乾燥を早めてくれます。
つまり、これを入れないと乾燥するのが遅くなります。
乾性油は、トロッとしたテクスチャーです。使うメーカーさんにもよるとは思いますが、基本的には黄色です。
テレピンは、水くらいサラッとしていて透明です。
画面上には残らず、粘度や濃度を調節するとともに絵の具ののびを良くします。
どの程度混ぜるかにもよりますが、多く混ぜると本当に水のようになります。(画面上を色水が垂れていきます😂)
基本的には、最初の方はテレピン多めで描き始めます。
仕上げにかけて、テレピンを少なくします。
乾性油は仕上げにかけて徐々に割合を多くしていきます。
と、まあこんな感じでしょうか💦
でもこれを知ったからって描き始めるのは結構難しいんですよね。
自由だから。
そこで、古典技法の進め方を少し…
古典技法ではおおよその進め方がありまして…
まず、茶色や暗い緑、渋緑などの彩度、明度が低めの色を使って輪郭線や立体感を描いていきます。
下書きのイメージです。
そこから少しずつ色を出していきます。
少しずつ少しずつ、薄く薄く重ねていきます。
時間がかかりますが、多くの色が重なり合い深みのある色が出せます。
余談ですが、
レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」は、何回も何回も薄い色を重ねてあるそうですよ🤔
当時にしても、すごく薄く何度も重ねてあるとか…
だから、彼女の肌は透き通るような印象を与えているんですって😳
さて、話を油絵に戻しましょう。
油絵を描く時は、筆を途中で洗うことはしません。
なので、使う筆の色味は変えません。太さ別に、色を分けようとすると、沢山の筆が必要となります。
これは、ゆっくり増やしていけたら良いですね〜😬😬
先生は、計300本超えるくらい持っているそうです😂
次は、片付けです。
油絵は(私的にですが)片付けが少し面倒です💦
筆についた余分な絵の具はいらない紙や布に付けます。
その後、ブラシクリーナーを使って油分を取りやすくします。
石鹸で丁寧に洗い、影で乾かします。
これは、筆が多いので本当に大変です💦
パレットには、ラップをかけるだけで大丈夫です!
使った乾性油、テレピンは新聞紙に吸わせて捨てましょう。
(乾性油をまだ使いたい場合はラップをかけて保存しても良いそうです。)
と、こんな感じでしょうか??
ひとつ注意すると、
キャンバスに鉛筆で描いた後、油絵の具をつけるとすごく落ちます✏️
なので、デッサンの段階にあまり力を入れるのは……って感じです😂
さあ、このあたりで授業2は終わりです。
合言葉の意味、分かって頂けましたか??
ちなみに、和紙の上にも描けるそうです。
ただ油を吸ってしまうので、のびが悪くなるかもしれないとのことでした笑
ここまで読んでいただきありがとうございます😚
うまく伝えられたでしょうか??
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アドバイス等も是非コメントにお願いします!
それでは!お疲れ様です😆