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個人開発アプリで海外ヒットを掴んだ話☺️

私は5年前から個人でiPhoneアプリ開発を趣味としてやっており、今まで9個のアプリをAppStoreに出してきました。(うち2つは今は非表示)
そして1年ほど前に出した以下のアプリが海外ヒットし、ようやくアプリ開発のPDCAが回り始めてきました笑(※私の解釈です。日本を除く海外で5000DL程度)

なので今回は私のように趣味で個人開発をしてダウンロード数を伸ばしたいと思っている方や、アプリ開発って儲かるの?個人開発でそんなにダウンロード数伸びるの?と気になってる方向けに文章を書いていこうと思います✍️

AtoZ Dictionary

■AtoZ Dictionary




学生時代の夢、個人開発アプリ5000ダウンロード!


個人開発を始めた学部4年生の時、「学生の間に何か珍しいことを達成したい!」と思い、行き着いた目標が「学生の間に個人開発アプリで合計5000ダウンロード!海外からレビューをもらう!」でした!
個人開発では1000ダウンロードをいくのが第一関門と言われており、その上海外でアプリを展開させるのは、当時の私にとってはできたら嬉しいな〜ぐらいのテンション感でした笑

とにかく手を動かしてみる!自由な開発の日々

という目標を立ててみたものの、最初の頃は、「とりあえず面白そうなものを作ろう!」とcocoacontrolsで見つけた面白そうなライブラリ(※アプリ開発ではイケてる見た目をすぐに作成できるようにいろんな開発者がライブラリというものを公開してくれています)を取り入れた自己満のアプリを作ってみたり、AppStoreにあるかどうかなど関係なく自由にアプリを試作してみたりと、自由奔放にアイデアを形にしていました。


ただ途中から「使われるアプリ」を作るとなると、アイデアがとても大事なことに気づきました(当たり前ですね笑)
そしてこの数年はアイデアを思いついてはAppStoreで検索するとすでにヒットした似たようなアプリが出てくるので途中で断念するというように、作りかけのプロジェクトファイルが増えていきました😇
でもこの試行錯誤の過程が、のちに良いアプリを生み出す大きな糧となった気がします。


ドイツ語の授業で「これだ!」と思った瞬間

2023年12月のある日、大学院のドイツ語の授業中に「この単語の意味、先週どこかにメモしたのに、どこに書いたか思い出せない……。検索できたらいいのに!🥹」と感じたことがきっかけでした。
当時の私は分厚い教科書の隅っこの至る所に手書きで単語をまとめていたのですが、リストが増えるにつれて探すのに一苦労。「手書きしたものは検索できないし、せめてアルファベット順に整理すべきだった…」と痛感。

試しに、こうした機能を持つアプリがないかAppStoreで検索してみると、「自分で単語を登録」「検索機能」「アルファベット順」という三拍子が揃ったアプリは見当たらず。自分で単語帳やクイズを作って単語を覚えるアプリは山ほどありましたが、私が求めている機能が含まれたアプリでヒットしているものがない!!と気づいたのです!(もしかしたら個人開発で作った人はいたかもですが少なくともAppStoreの検索では引っかからず)
そして「これは自分で作るしかない!」と授業中にその場で決心。


1日でプロトタイプ完成!

アイデアが固まったら、すぐに行動!アプリの画面レイアウトやメインカラーを決めるために5時間、そしてコーディングに5時間、合計10時間でローカルアプリ(※クラウド機能がなく、携帯端末に保存)としてまずは完成させました。データベースにはRealmを使用し、AppStoreへの申請も即日行いました!笑

アプリ開発のいいところは、後からアップデートをすればどうにかなるので、Appleが許してくれる最小限の機能でサービスをリリースすることができます。(最近Appleさまは厳しくなってきましたが・・)

そして作り始めたその日にAppleに申請、次の日には審査が通っていました!(当時はシンプルすぎてリジェクトする要素がなかったんでしょう笑)

その後はユーザーの目線に立ってUIを改善したり、操作性を向上させたりと、細かなUXを検討し調整を繰り返しました。こうしたデザインや改善の詳細については、Mediumの記事にもまとめています☺️

私の推しポイントは、2つ。
① ホーム画面が、Appleが提供しているメモ帳のような見た目であること
② 単語登録の時のプラスボタンを、TwitterのプラスボタンのUXを参考に、押した瞬間に0.9のサイズにきゅっと縮む仕様にしたことです!

こだわりポイント


予想外の展開!アメリカでプチバズり

リリース後、特に宣伝をしていないにも関わらず、アメリカでダウンロード数が急増!英語でリリースしたことが功をなしたのか、最初の1ヶ月で500ダウンロードを突破しました。
そしてそのダウンロード数の増加とともに、ユーザーからは様々な苦情や要望が・・笑 ここからアップデート祭りが始まります・・笑

寄せられた意見として多かったものは、

  • iPadで単語を登録して、iPhoneで復習したい

  • パスワードを忘れたが、リセットする機能がない

  • 画像を登録できるようにしたい

  • 検索機能で単語だけではなく、意味でも検索できるようにしたい

などなど。

このリクエストをもとに、クラウド保存機能や複数端末で利用可能なログイン機能を追加。細かな機能の追加や微修正を重ね、さらに多くのユーザーに使われるアプリへと進化しました。今ではアメリカで3000DLされています🎉
2024年の暇な休日は、大抵この海外(特にアメリカ)からの苦情や要望に対応するために開発に勤しんでいた気がします😇

けれどそれと同時にフィードバックを受け取るたびに、自分のアプリが世界のどこか知らない誰かの役に立っていることを実感できたり、ユーザーと一緒にアプリを作り上げている気持ちになりとても嬉しかったです。特に、自分の知らない国の方々がアプリをダウンロードしてくれた時は、知らない世界と繋がれた気がしてより嬉しかったです笑

そして苦情や要望と同時に、嬉しいコメントもたくさんもらえるようになりました!!
特にもらって嬉しかったレビューはこの方です✨

もらって嬉しかったレビュー(アメリカの方から)


ちょうど本業の仕事が難航してた時にもらえたレビューだったので格別に嬉しくていろんな人にスクショ送りました笑
さんまの夢叶えたろかの番組で、もしインタビューされたら、この方にお会いしたい!と答えるつもりなので、ぜひお会いした時にはランチ奢ってください🍙笑


Nikkeiリスキリングにアプリを載せてもらえることに


このAtoZ Dictionaryというアプリをリリース当時、フジテレビのコメンテーターなどとして活躍している方にアプリ開発を教えていた関係で、Nikkeiリスキリングという日経新聞が提供しているオンライン記事にちょこっと宣伝させてもらえることに。この直後は日本で少しだけダウンロードが増えた気がします笑
ただこの影響によって海外のダウンロードが伸びるということはなく笑
そして今でもダウンロードの9割が海外からなので、日本でも増やしていけるよう頑張ります💪


趣味で個人開発をできるようになった背景

実は、私がプログラミングを始めたのは大学2年生の時。
当時は未経験からのスタートでしたが、GeekSalon という大学生/大学院生限定のプログラミングコミュニティでiPhoneアプリの開発を学び、ものづくりの楽しさに目覚めました!
PCのタイピングすら苦手で、ITに対して強い抵抗を感じていた当時の私が、GeekSalonのおかげで「0→1で、ものづくりをする楽しさ」を知ることができ、今では個人開発が大きな趣味となっているので、新しい体験って必要だなあとつくづく思います

  • 学生のうちに何か人とは被らないような挑戦をしたい

  • アプリ開発で将来不労所得を手に入れるための準備をしたい

ような人にはとてもおすすめです☺️


今後

私のアプリを見つけてくれたユーザーが、私のアプリを通して日常生活にちょこっとハッピーを。
この「間接的なHappyを届ける」という想いを胸に、これからも新しい挑戦を続け、より多くの人々に喜んでもらえるサービスを提供していきたいと考えています。

私の好きなアフリカの諺で、バタフライエフェクトのような言葉があります(ドイツ語で知った諺なのでドイツ語でしか原文を知りません笑)
アプリ開発を通してこの言葉を体現していけるような人であり続けたいです!

Viele kleine Leute an vielen kleinen Orten, die viele kleine Schritte tun, können die Welt verändern
たくさんの小さな人々が、たくさんの小さな場所で、たくさんの小さなことを成す。それで世界の状況は変えられる。

そしてアプリ開発に興味がある方や、アイデアを形にしたいと考えている方、アプリ開発についてもっとお話を聞きたい方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。一緒に素敵なものを作り上げましょう!

■AtoZ Dictionary(LP)


番外編:ほんのちょっぴりの不労所得

よくアプリ開発をやってると、どれぐらい稼いでるんですかって聞かれることが多々あります笑
私はユーザーに気持ちよく使って欲しいことが第一優先なので、本当に小さいバナー広告(※10cm×1cmぐらい)しか出しておらずで正直それほどは入ってこないです😂
アプリ開発を始めた当時は広告を出していなかったのですが、その翌年に初めて広告を出し、最初は月にうまい棒数本程度が買える広告収入が入ってきました。そしてその次の年には数十本、数百本ぐらいになり、今ではたまにシャインマスカットぐらいは買える月もあります笑
それぐらいです(なのでアプリをリリースするためにAppleライセンスに払ってる年額とトントンぐらいです)

ただ個人開発界隈で有名な二児のママさんのように、アプリ開発の広告収入で月7万程度を安定的に得ている方もいます!なので工夫次第で、ユーザーに末長く使ってもらえることと広告を表示することの両立は可能だと思っています!
(家賃分ぐらいが寝てても入ってくる世界線いいですよね🥹夢あります笑)

さいごに

色々書きましたが、アプリが海外でヒットした要因は以下のようなところかなと考えています!

  • 英語でリリースしたこと

  • 親しみやすいUIとUXに配慮したこと

  • ユーザーからの要望を逐一反映させてアップデートを続けたこと

  • いいレビューをもらえたこと(そのために〇〇単語以上登録者にアプリレビューのポップアップを出しています)

  • 私と同じような悩みを抱えたユーザーが多かったこと

私も引き続き、ユーザーの皆さんから頂いたレビューを反映させてアップデートしたり、ユーザーの属性を分析して、より多くの方に届くように動いていけたらなと思っています☺️


p.s.
最近、とてもありがたいことにアクティブユーザーが増えたことで、Firebaseの無料版が上限に達し、有料版に切り替えています。

とても嬉しい悲鳴なのですが、今後このアプリを発展させていくために協力してもいいよという方や、実際にアプリを使って満足いただけた方がいましたらぜひ以下サイトからtipを送ってくださるととても嬉しいです笑
今後、さらなる機能のアップデートを考えており、アプリ内課金を実装した際には、限定プロモーションコードの配布などで恩返しさせていただきたく考えております、ぜひともよろしくお願いいたします🥹
Your support, even with a small tip, would mean the world to me and give me so much encouragement☺️

■Kofi site
https://ko-fi.com/erikafujita/goal?g=0


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藤田えりか / Erica Fujita
個人アプリ開発で、新しいアプリを作る際の制作費/運用費に使わせていただきます🙇