他人の問題を自分の問題のように考えない大切さ。
今の職場に転職して半年が経つ。
前回更新してからしばらく時間が経ってしまったが、この間に色々あった。
新入社員のサポートとして派遣されていたが、その方がとても仕事のできる方なので私の仕事がなくなるという事態については以前書いたが、次の更新をするにあたって、わたしの配置換えが決まった。
ベテラン事務員さんのサポートとマニュアル作りをすることになった。
そのベテラン事務員さんは、全てにおいてフリースタイルだ。
会社のルールも理解していない。電帳法も理解していない。
派遣のわたしがそこからサポートすることになった。
最初の1週間はあまりの話の通じなさに今すぐ辞めたくなった。
私が去った後に残される人たちのことを考え過ぎて、どうにか改善しなければとずっと思い詰めていた。
翌週にはもう限界が来て吹っ切ることにした。
もうこの方はできないし、わからないんだと。
とにかく私の仕事は、仕事が出来なさ過ぎてまわっていなかった業務をまずは円滑に動かすことに専念した。
その合間にマニュアル作り。
3週間目には派遣の権限でできる日常業務はほぼほぼ巻き取った。
それでもその方の残業は減らない。
何をしているのかもう誰もわからないと言っている。
私が隣の席で様子見ていても何を考えているのか、ずっと考え込んでいる。
結論、頑張って巻き取って一生懸命仕事しても報われないのだ。
そんな時、友人からアドバイスをもらった。
「その人が仕事できないのはEricaのせいじゃないよ、その人の問題」
私は他人の問題まで自分の問題のように抱え込んでしまっていたのだ。
私がいつも派遣先で苦しめていた理由がわかった気がした。
私がどうにかしようなんて思わなくていいんだ。
私は私にできることをしてそれでOKなんだ。
他人の問題まで考えるから、辛く感じるし、苦しく感じる。
その考え方で俯瞰してみると、私がこんなに業務を円滑にしようとしているのに、その人はのんびり何も悩まず普通に仕事をしている。
仕事が円滑に行っていないことに対して悩んでいる素振りも見せない。
それでいいんだと吹っ切れた。
人には向き不向きがあるのだから、向いていることに注力して、自分のことだけを考えて頑張ればいいんだと学んだ。
他人の問題を自分の問題のように考えない。
この言葉を忘れないように私は私の仕事をしていこうと思った。