46歳 地球の回転の速さに驚く
私は現在46歳です。この”note”にいろいろと書き綴ることで、自分の今までのことを振り返ったり、自分と向き合ったりしています。
…と書いておきながら、今回は自然のすごさに心を動かされた話。
夕暮れ時、歩きながらふと見上げた空に、きれいな三日月が出ていました。少しだけ赤みを帯びた濃紺の空。そこに浮かぶ三日月。しかも、その三日月の真ん中を突っ切るように、飛行機雲がスーッと跡を残していました。
「なんてきれいなんだろう。でも、まるで串揚げみたいだな。」と、感動しているんだかなんだかわからない気持ちで月を見つめていました。
ところが次の瞬間、私は自分の目を疑います。月の真ん中を突っ切っていた「串」が、みるみるうちに月の下方へ外れていくのです。
ああ…地球は回っているんだ。
しかも、こんなにはっきりとしたスピードで。
そう思ったら、なぜだか胸がいっぱいになって、しばらく立ち止まって空から目を離すことができなくなったのでした。
46年間、当たり前のように地球の住人をさせてもらっているけれども、私が踏み締めている地球は、毎日毎日こんなにすごいスピードで回転しながら私たちを支えてくれている。言葉ではうまく表現しきれないけれども、どうしても、この気持ちをどこかに書き留めたくなりました。