イケメンパリジャンの男の子、人生初料理
入れ替わりの激しいシェアハウスですが、1階にフランス人の男の子が入居しました。名前はLucas(ルカ)さん。パリから来たそうです。背が高くて色が真っ白で、ほんとにかっこいいー♡
大学生で、たぶんほぼ息子と同じ年だなー。専攻は日本文化。明治時代を学びに来ているそうです。日本語はほんの少し。
私は大学生時代、一時フランス語やフランス文化にはまっており、フランス語も勉強していました。すっかり忘れてしまいましたが。Lucasさんが現れたから、ちょっとフランス語も再開してみようかな?\(^o^)/
「Je peux parle frace un peu(フランス語ちょっと話せますよ)」と言ったら、上手ーと言ってくれました。「J'ai sommeil(眠いよ)」「Il fait chaud(暑いね)」「Tu es synpa(カッコいいね)」と、覚えてる限りのフランス語を喋ったら、日本語で復唱して笑ってくれました。
キッチンで「ミートソースを作る」というので見てたら、なんと料理をするのはほぼ初めてだそうです\(@o@)/玉葱のみじん切りはどうやる?肉と玉葱どちらを先に炒める?とほぼ全部聞かれました。
市販のソースを二袋もドボドボと入れるので、「お金がもったいない!トマトを買った方が?!」と言ったら、次からトマトを買うと言っていました。さらに塩をどんどん加えようとするので、「塩味はついてるよ」と教えたら、「味ついてないと思った」危ないところでした。
ソースを作る前に麺を茹で始めたので、「柔らかくなっちゃうよ」と言ったら「柔らかいのが好きだ」と、弱火でぐつぐつ煮ていました\(@o@)/イタリア人が怒りそうです。隣の国なのに、随分違うんだなー。
「タイマーかけたら?」と言ったらタイマーかけてましたが、何度もスタートボタン押してて、それじゃタイマーの意味ないんですけど。
出来上がったら、フォークとナイフを出して、ナイフでバラバラに切り分けながら食べてました\(@o@)/
素麺茹でた後にチューチューアイスを食べるとか、おでんの汁を捨てて冷たいいまま食べるとか、想像を絶する食事パターンをたくさん目撃することになって、私の持ってる「常識」なんて小せえんだな、ということを痛感しました。他人(特に外国人)との共同生活は、自分の枠を壊してくれますね!
最後にキッチンを出る時「Bon nuit!(おやすみなさい)」と言ったら「Bon nuit!」と美しい発音で言ってくれました♡