UiPathをはじめて半年経ちました。私のこれまで と これから
はじめに
この記事はUiPathブログ発信チャレンジ2022サマーの29日目の記事です🥰
昨日は@shuy_ooooさんと@nanohana_rpaさん、明日は@W_Wacky20さんの記事です!
きっかけ
今年1月から、お仕事でUiPathを使用したテスト自動化の担当をすることになりました。しかし、私はこれまでRPAツールを使ったことがありませんでした。今日は私がUiPathスキル向上のためにやってきこと、今後やりたいことなどをお話ししたいと思います。
スキルアップのためにやったこと
主に、市販書籍や公式の学習コンテンツを使用しました。
①導入
できるUiPath 実践RPA
冒頭でもお話しましたが、私はUiPathの知識ゼロだったため、まずは操作に慣れるために、会社の人からの勧めでこちらの書籍を使用しました。
特にレッスン8~10の経費精算処理の自動化がおすすめです。UiPath起動からワークフロー作成、動作確認などの一連の操作を一通り学びました。
ちなみに、UiPathのページから電子版の無料ダウンロードができます!
②基礎~応用
UiPathアカデミー
UiPathから提供されている、UiPathの無料学習コンテンツです。初心者~上級者向けのコースがあり、テキスト+動画で構成されています。
私は「RPA デベロッパー 基礎」内のカリキュラムをいくつか受講し、UiPath開発の基本となる、制御フローやUI操作を学びました。
③実践
ワークフロー開発実践テクニックレシピ
ワークフローの動作安定化のテクニックが記載された資料です。こちらもUiPath提供です。
開発中にUI要素の認識がうまくいかない事象が頻発しました。画面の描画よりもロボットが早くUI操作を行い、エラーになってしまうんです。そんな時、資料の解説を読んで対処しました。今でも活用しています。
UiPath業務自動化最強レシピ
市販の書籍です。やりたいことから、ワークフローのレシピを探すことができます。UiPathの基本操作を理解していて、業務ですぐ使いたい!という方に向いています。
私は設定ファイル(Config.xlsx)の読み込み処理を実装する際に、本書を参照しました。
注意点としては、UiPathアカデミー 以外の教材は、クラシックデザイン向けなので、モダンデザインを使用している方は読み替えが必要です!
人の力を借りる
先ほど少し述べましたが、UiPath Studioには従来のクラシックデザインと、新しいモダンデザインがあります。私は最初からモダンデザインを使用していますが、情報が少ないため「どのアクティビティを使ったらいいのか分からない😭」ことが沢山ありました。
UiPath Friendsへの参加
UiPathの公式コミュニティ「UiPath Friends」で、近々イベント開催があることを知りました。
「モダンデザインのこと教えてくれるんだ!これは参加しなきゃ(*'▽')」
私が普段から参考にしているブログ(みやぎさんのQiita記事)があるのですが、その方が登壇されることも参加の決め手でした。
イベントでは、モダンデザインの概要説明や、実際にアクティビティ(表抽出や要素取得など)を使ったデモが実施されました。
今まで手さぐりで開発していましたが、丁寧な解説によりモダンデザインの理解を深めることができました!
その後、続けて福岡でのオフラインイベントや、毎月実施されているもくもく会にも参加しました。コミュニティ運営の方々と直接交流し、皆さん温さに触れて。。UiPathのキャッチアップに少々疲れ気味だった私のモチベーションがぎゅんっと上がりました🤩
社内の人からの支援
私はプログラミングがとっても苦手です!
ロジックを組むのに時間がかかるんです。頭の中だけで処理の流れを考えて、UiPath上で「あーでもない、こーでもない」と悩みながら作っていました。そして、やっとの思いで作り上げたワークフローは、可読性が低く自分でも見るのが嫌でした…。
社内の人に相談したところ、私が作ったワークフローを見て、定期的にリファクタリングを提案してくださいました。ここでswitch文使うんだ!など、日頃からプログラム書いている方のソースは勉強になりました。
また、作る前に一度フローチャートに処理の流れを起こしてから、実装するといいよと教えてもらいました。頭の中で考えているより、一度図に起こすことで、構造は問題ないか、足りない処理・無駄な処理がないかなど前より分かるようになりました。
私が持っている知見だけでは限界があります。日々技術向上のための努力を続けつつも、コミュニティや周囲の協力を得てお仕事を進めるのはとっても大事だなと改めて実感しました。
とりあえず進んでみる
UiPathを知るほど、実装中に「本当にこれでいいのかな?」と立ち往生することが増えました。もっといいやり方があるのではないか、必要以上に調べて時間を無駄していました。
当たり前のことですが、自分のこだわりよりも、使う人が喜ぶものを作ることが大事ですよね。そのことが頭からすっかり抜け落ちていました。。
一つのことに執着している自分に気づいたら、まず使う人のことを考えてみる、そして迷いも含め人に相談するなど、立ち止まるよりも前に進むことを優先したいです。
これから
この半年間、沢山の方の力を借りてここまでくることができました。本当に感謝しています。
今後は、使う人に喜んでもらえるものを作るために、一人で抱え込まずもっとコミュニケーションを取るようにしたいです。
さいごに。。
UiPathの技術記事はQiitaに書いています。(といっても2本ですが)
気が向いたら見ていただけると幸いです★
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