ウェブの原体験
少し前ですが、先週の木曜終業後に、このオンラインイベントに参加しました。
明日(4/22)の20:00開催のこのイベントのURLが発行されました!https://t.co/F154BmVcxr
— sogitani / baigie inc. (@sogitani_baigie) April 21, 2020
withコロナ時代のウェブ制作の働き方やマーケティング&セールス、会社のあり方などについて、制作会社の経営者4人で意見交換します。私たちに質問できるQ&Aもあります。
お時間合う方は是非! pic.twitter.com/XFnlVD6XmB
私は新卒で事業会社に入り、転職後も事業会社で働いていて、いわゆる、”クライアントワーク”の経験はないのですが、ウェブ制作のプロセスの”今”を知るためにも、制作会社出身ではないですが各経営者の方々のお話を聞きに参加してきました。
とてもとても学びがあった。ウェブの今後のあり方、見通し、経営者目線でのお話からものすごく勉強になった。
そもそも参加しようと思ったきっかけは、ウェブ制作に対しまだまだ無限の可能性を感じていて、これからの未来がどうなるか、また自分の身の振り方も考えるきっかけにしたいと思ったこと、なんですが。
聞いていて、ふと昔のことを思い出したのでつらつら書いてみようと思います。前置きめちゃ長くなったが。
私のウェブの始まり
ウェブ、に初めて出会ったのっていつだろう、と考えてみたら、小学生の時だったのかなあ。
母は家でパソコンを使って仕事をしていて、小学生の頃からそれを横目で見ながら育った私は、母が外で働くようになってから空いた自宅のパソコンを使うように。多分まだ学校でパソコンの授業がちょうど始まった頃くらい。
今となっては記憶が薄いけど、当時まだダイヤルアップ接続だったインターネットにつなぎ、毎日いろんな掲示板サイトを見て、使いすぎて怒られ(笑)、そのうちたどり着いたのがランキングサイト。
ふみコミュニティとか、私の年代で知る人ぞ知るサイトであったので懐かしく感じる人もいるのでは?と思う。
そこで同年代の女の子たちが作っていたサイトを見て、メモ帳にHTMLを書き始め、自分でサーバーを借り、メモ帳でHTMLを書き、フリーソフトで画像を作ってFTPでアップロードすることを繰り返してサイトを作っていったのが、サイト作りに携わった原点だった。当時は「キラキラサイト」と呼ばれていて。
平成が終わる頃に、そんな時を懐かしむブームがあって、まさにこれを辿っていったあの頃↓
5年前の記事だけど、まさにドンピシャな体験を綴っているこの記事もずっと印象に残ってる。
サイト作りから感じた体験
ブログが生まれる前の時代なので、HTMLは直書き、文字装飾のCSSやJavaScriptはタグサイトからコピペ、フリーの掲示板ソフトを装飾したり、慣れてきたらCGIスキンとやらを使い自分のサーバーで管理したり。
今でこそSNSがあるけど、当時は自分のサイトをハブにいろんなサイトの管理人(もはやこの言い方が懐かしい)とアイコン作ったり交流したり相互リンクしたり。
みたいなことをずっとやっていた小学校高学年から中学始めくらいのあの頃。
そのうち部活が忙しくなって触らなくなり、ブログが登場して、mixiが流行り、TwitterとかのSNSに変わっていって。
10代の頃はサイトを持っているだけでなんだかすごいことのように思えたし、頻繁にデザインリニューアルをする度に反応をもらえていたことが嬉しくて、ずっと続けていて。
私のウェブの原点はそこにあるのかなと今でも思う。反応をもらうことで次はこうしてみようかな。とか、同年代の人のサイトを見て似たような画像加工に挑戦してみたり。
大学に入ってから就活をしていく中でもその原体験を抱えたまま、漠然とWEBサービスを展開している業界に行きたいと思って活動してた。そのときに思ったのは。10代の頃に感じていたこととは違って、WEBサイトって手段でしかなくて。それはもちろん昔からそうだったと思うけど。
ただ、サイトに訪れてくれる人の反応を見ながらいろいろと変えていくのは楽しかったな。
就職してからもう6年経ち、次の自分の課題は、この改善をビジネスとしてつなげていくことかなと思うけど、自分自身のこの原体験は忘れずにいたい。