ICOREでの挑戦の先に見えた景色
経歴・自己紹介
ICORE6期生のえりと申します。読んでくださってありがとうございます!
大きなチャレンジだったICOREでの、自分でもびっくりするくらいの変化について綴りたいと思います。
年齢:37歳(受講時)
家族:夫 娘(11)息子(8)
仕事:非常勤で訪問作業療法士として、0歳から90代まで幅広い利用者の方々のご自宅に伺って、こころと身体のリハビリテーションをしています。
作業療法士の仕事は好きだけど、非常勤なのにいつも仕事終わりはヘトヘトで、帰ってからも考え込んでしまうことも多く、家事も中途半端、子どもたちにも我慢させているのではないか?という罪悪感で、この働き方でいいのかな、これからもこの仕事を続けていけるのかな、とモヤモヤ考える日々でした。
専門職としてももっと勉強しなきゃと思うものの、出産前のように全力投球もできず、自信が持てませんでした。
毎日朝からなんとなく疲れが抜けず、「また今日も頑張らなくちゃ」「贅沢言っちゃいけない!」と思いながらも気が重くなっていました。
受けようと思ったきっかけ・ICOREとの出会い
ICORE代表の安藤美玖さんが発起人の、Me手帳に出会ったことが最初のきっかけです。
「私で生きることが、愛しくて楽しくてたまらない」
「昨日より今日のわたしが輝く手帳」
そんな言葉や、作る方々の思いに惹かれて購入を決めました。
手帳は予定管理ができればいい、と思っていた私にとってはチャレンジでしたが、振り返ればその根っこには「ため息で始まる毎日を変えたい」「自分自身のことがわからない、知りたい」という思いがあったように思います。
その時にICOREの存在も知ったのですが、当時は「キャリアスクールなんて自分には縁遠いもの」だと思っていました。
でも、ICOREのInstagram記事を見るうちに、自分が目をそらしていた今のライフスタイルについての悩みを自覚するようになりました。
「仕事なんだから、ママなんだから、我慢して当たり前」「未熟なんだから頑張らないと、不要な存在になってしまう」「人の目が気になる」「人に迷惑をかけてはいけない」「優しくていいママでいなくちゃ」
そんな風に思いながら頑張っても、時々うまくいくことはあっても大半は疲れるばかりでした。
子どもに「自分のいいところ、未来の自分、好きなことやりたいこと」を書く宿題が出てハッとしました。この質問に私は答えられるだろうか?
子どもたちには幸せに毎日人生を楽しんでほしいのに、今のままだと私は「人生って楽しいよ!」って心から言えない・・・
きっとそれは表情や態度からも伝わっているよね・・・
このまま何もしなかったら、きっとこれからも変わらない。
そう思ってICOREの説明会に参加してみることにしました。
当時抱えていた悩み
とにかく自信がなかったこと。
仕事では優しい言葉を使えるのに、家に帰ったら子どもたちを強い言葉で怒ってしまう自分が、とても嫌な人間に思えて嫌いでした。自己否定ばかりしていたので、いつの間にか自分の本音がわからなくなっていました。周りに褒めてもらっても、「私はそんなにいい人じゃない・・・」と素直に受け取れませんでした。
なんとかしなきゃ、と情報を集めてやってみるものの、毎日が忙しくていつしか忘れ、また元の自分が嫌いな私に戻る、という状態でした。
自分が言った言葉が人にどう思われたか気になって、そのことで頭がいっぱいになってしまうこともありました。
講座を通して学んだこと、気づき
①Being
自己理解のBeingでは今までの人生で一番真剣に自分に向き合った時間だったと思います。最初は手が震えるくらい緊張して、ペアワークでもうまく言葉にできなくて落ち込んでいました。でもICOREで比べるのは「他人」ではなく「昨日の私」と教えてもらったから、それをお守りのように思い出しながら参加しました。
未知のことだからこそ悩みましたが、自分のことのように考えてくれる仲間と話し合ううちに段々答えが見えてきたことが嬉しかったです。講義が進むたびに気持ちが晴れていくのを感じましたが、特に私にとって転機だったのは「価値観」と「自分理念」でした。
自分の感情が動く原因がわかったこと。自分が在りたい姿を、見つけられたこと。
そのことがこんなに心を穏やかにしてくれるなんて!
支えてくれた人たちへの感謝が深まったのも、嬉しかったことの一つです。
自己流の独学では絶対に、見られなかった景色だと思いました。
②Doing
マーケティングについては今まで全く学んだことがありませんでしたが、Andyさんのとてもわかりやすい講義と手厚いサポートのおかげで、一歩ずつ学ぶことができました。学ぶ前、マーケティングは企業としての「売れる仕組み」のように捉えていましたがその背景にはお客さまの存在と悩みがあり、それを解決したい!と考えて動くという姿勢は現在の医療福祉の仕事にもすぐに役立つものでした。この考え方を知ったことで自分の動き方を組み立てやすくなり、仕事で悩むことも減りました。美玖さんの「マーケティングは一生ものの知識」という言葉を実感しました。世の中の企業に対して、こんなに色々考えているのか・・・と感謝も持てました。
③本音で話せる仲間の存在
今まで人目がいつも気になっていたので、最初は本音を話して嫌われたらどうしよう・・・変なこと言ってないかな?と心配していました。でも何を言っても受け入れてくれる仲間とワークを繰り返しているうちに、「私は私でいいんだ」と思えて、いつの間にか不安がなくなり、心から笑って話している自分に気がつく様になりました。自分で欠点だと思っていた部分も「それはすごいことだよ!」と言ってもらえて、少しずつ自信を持つことができました。自分だけでは気づかなかったり、言葉にならなかったりしたことが仲間と話し合うことで見えるようになりました。特にイエローチームのみんなは、会うだけでホッとするホームのような仲間です!
講座を通して起こった変化、未来
・自信が持てたこと
・自己否定がほとんどなくなったこと
・人間関係に積極的になれたこと
・自分の意見を言えるようになったこと
・自分もまわりも大切にする生き方を選ぼうと考えるようになったこと
・日々気持ちが穏やかで疲れにくくなったこと
・「ありがとう」「幸せだなあ」が増えたこと
・感動したり共感したり涙もろくなったこと(笑)
・stand FMでラジオ配信を始められたこと コラボライブもしたこと!
これは全て、苦しい努力のもとに身についたもの・・・ではなく、ICOREの受講を通して得られていた変化です。
もちろん、挑戦する前は不安もありましたが、仲間や運営の皆さんに相談して暖かい後押しをもらい、小さいけれど1歩ずつ進んで来られました。
一人では決してみられなかった景色が今目の前に広がっています。
家族も私の「学んでみたい」思いに協力してくれました。夫は講義がある日はできる限り早く帰宅してくれて、子どもたちは自分たちで寝る準備をしてくれました。そのおかげで全講座に参加することができました。「ママ、勉強頑張って!」と励ましてくれる子どもたちの成長にも感動しました。
そして、「資格もあるし、こんなに自信がない自分がサービスを考える、提供するなんて想像できない」と思っていた私でも、今後やりたいことの種を見つけることができました。
印象的エピソード
最初はただただ緊張して初回の講義は耳だけにして様子を見ようかな・・・と思ってしまうくらい、不安でいっぱいでした。そんな時に偶然、ICOREのあやこさんとみづきさんのインスタライブを見ることができて、「なんて暖かい雰囲気なんだ!」と感動しました。思いきってライブでICORE受講の不安が和らいだことをお二人にDMでお伝えしたら、とても暖かいお返事をいただいて!
こんな素敵な方がいてくれる場所なら絶対大丈夫、と肩の力が抜けたことを覚えています。おかげで最初からビデオONで楽しく講義に参加できました。
そもそもインスタグラムはずっと鍵アカウントだった私が、友達ではない人にDMするという大きな(私にとっては)決断ができたのは、美玖さんがセミナーで「お礼を伝えるといいよ」と教えてくださったから。
美玖さん、Andyさん、あやこさん、みづきさん、そして卒業生の先輩方、同期のみんな、とICOREにはこうなりたい!と思う素敵な方がたくさんいます。だからこそ自分もそこに向かって、小さくてもできることから挑戦する、ということができたのだと思います。
ICOREを検討している人、迷っている人へのメッセージ
美玖さんをはじめICOREの運営の方々は、私以上に私を人生の可能性を信じて
いつも全力でサポートしてくださいました。
だから、自分に自信がなくても大丈夫です!
説明会前は、「子どもたちはどうするの?」「学んだことを本当に活かせるの?そもそも最後までついていけるの?」「もっと若い人たちの集まりなんじゃないかな・・・」と色々悩んでいましたが、同年代の先輩、ケイティさんの言葉に背中を押してもらいました。
踏み出す時は不安で怖かったけど、4ヶ月後には想像していた以上の自分の変化と世界の広がり、ワクワクの毎日が待っていました。
受講前、不安でも一歩踏み出してくれた自分にありがとうと伝えたい。
これから立ち止まったり、迷ったりしても、この4ヶ月に戻ってくれば、大丈夫。
そう思っています。
そして、卒業後もさらに愛あるつながりが広がっているのが、ICOREのすごいところです!
自分の人生の可能性を広げたい!でもどうしたらいいかわからない、と迷っている方にこそ、ぜひICOREの一員になっていただきたいです🌸