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「〇〇ができたね!もうすぐ1年生だもんね!すごい!」という言葉に含まれる意味

息子(年長)が通っているこども園のクラスの懇談会が
4月にあった。
担任の先生と保護者の皆さんが椅子に座っている。
保護者が自己紹介をすることになった。

先生から「お子さんの名前と、お子さんには、一年後どんな風になってもらいたいですか?教えてください。」と話があった。

保護者が順番に自己紹介をしていく。

自分の子どもの名前を言った後に、
「園ではできることが多いみたいだから、家でもできることはしてほしい」
「ひとりっ子のせいか、マイペース。もうちょっと周りを見て行動してほしい。」と言葉が続く。

うん、うん。そうだよね。わかる。わかるけど…。
私は知っている子の顔を思い浮かべながら聞いていた。皆さんの自己紹介を聞いていたら、肩のあたりが少し重たくなった。


本かsnsの投稿か、何で読んだのか忘れたけれど、この文章を読んだ時、はぁ〜と息を吐いたことを覚えている。
「『〇〇ができたね!もうすぐ1年生だもんね!すごい!』と子どもに声をかけることがよくあると思う。これは、年長であるその子の今を否定していることになる。」
という内容のことが書かれていた。


〇〇ができてがすごい
小学生はすごい

という言葉には、

〇〇ができないキミはすごくない
小学生ではない、年長のキミはすごくない

そういう意味を含んでいる。

その通り。
その通りかもしれないけど、子どもにかける言葉がわからなくなってくる。


自己紹介の時に出てきた言葉も「〇〇ができてすごい!」という言葉も、「子どもができないこと・苦手なこと」に注目することが多いから出てくる言葉なんだと思う。


よかったら話を聞かせてください。

あなたのお子さんの好きなものや得意なことの話を。

あなた自身の好きなもの、好きなことの話を。 

自分にも子どもにも、好きなことや得意なことに、もっともっと目を向けよう。


「お支度ボード」づくりの事前ヒアリングでは、必ずお子さんの好きなことや好きなものを教えてもらいます。
「えー…なんだろう…」と考えてから「工作…かな。工作をするときは〜」とお子さんの様子を思い浮かべながら話してくれるお母さんの表情を見ていると、私の目尻も下がります。


\朝の準備がラクになる「お支度ボード」づくり/

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◉個別サポートは、ご希望の日時で行います。
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募集の締め切りは、今日6月28日(水)23:59です。

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「なんで私だけ」をサポートする。
社会福祉士 えり

福祉大学の福祉心理専攻卒。社会福祉士の資格と特別支援学校教諭一種免許を活かし、福祉型障害児入所施設(以前の知的障害児入所施設)で8年間勤務。夜勤がある交替制の勤務をしながら子育てをすることは難しいと感じて出産を機に退職。5歳児の母。
子どもたちや保護者の方たちをサポートしてきた経験と、我が子と過ごす時間を満喫しながら仕事をしたいという想いから、「制限があると感じている人と、一緒に歩き出す。」を実践中。


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