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息子の物欲とUber eatsのアルバイト

先日、高3の次男が18歳の誕生日を迎え、成人しました。

そんな彼は最新のiPhoneが欲しくて誕生日にApple Storeの36回払いに申し込んでみたものの、審査で却下されたとのこと。
「iPhoneを買いたいのでお金を貸してください」と言ってきました。

親から簡単に借りられたら甘えがでると思い、とっさに頭金を払うこと、最新iPhoneじゃなきゃダメな理由をプレゼンして父親を納得させること、1年以内に返す返済計画を立てないと融資はできないと言いました。

とりあえず頭金を稼がないといけないとわかり、彼は現在やっているスーパーのバイト(月に5万円弱)の他にUber eatsの配達員をやることを決め、Uberのリュックと自転車につけるスマホホルダーを購入。ちゃんと自分で自転車保険に入り、いきなり初期投資でお金を減らしてからのスタートです(笑)

Uber eatsをはじめる前日、いろんな声で
「ウーバーイーツです!」と練習をしていた次男。

大きく成長したなと感じる一面と、まだ幼さが混在していて面白いです。子育てをしていると、こういう子どもの何気ない成長や思いがけぬ行動にほっこりしますよね。子どもが小さい頃ってこういうクスッと笑えることがもっと多かったことを思い出しました。

そして昨日、初めてのUber eatsの配達員をやってきました。
追加でチップをくれそうな港区でやりたいと言っていたけれど、土地勘もなく、坂も多くてチャリはきついと知り、とりあえず土地勘のある家の近所でスタート。4時間で13件の配達をして6600円稼げたとのこと。

Uberはアプリ(?)のスタートボタンを押して顔認証をすると、スマホ画面の地図に次々と食べ物の引取先(お店)と配達先(お客さんの家)と報酬金額がでてきて、依頼を受けるか受けないかを選択するようです。
寒い中、必死にチャリを漕いでいたみたい。しかもママチャリ。

彼のやる気を引き出すシステムはやはり稼いだ総額が即座にアプリでわかるという点。配達するごとに達成感を感じたようです。
高校生だとどのお店でも他の人より時給を下げられて最低賃金の契約になったりするけれど、Uber は頑張り次第なのも嬉しい点みたい。

この画面に喜びを感じてたらしい

普段LINEの返事もしないのに、テンションが上がって何度もLINEで状況を知らせてきました。

スーパーのバイトより全然いい!とか、ソープランドの黒服の人に商品を渡すのがドキドキしたとか、半分以上は置き配だった等、いろんな話をしてきました。

今回やってみてコツが掴めたからもっと効率よく稼げると思うとやる気満々の様子。

彼はクレーンゲームもコツを掴んだとかいって、ぬいぐるみをびっくりするほど大量に持ち帰ってきた時期がありますし、ツムツム(LINEゲーム)のコツを掴んだと言って、1分で終わるはずのゲームなのに5秒プラスになるアイテムを大量に出し長時間やり続け(途中で一時停止して寝てた)桁違いの高得点を出してたこともあるので、やり込んで稼ぎすぎないか不安です。

2020年のスクショ。1位が次男で
写真はたぶん韓国アイドル

彼女(2歳上の大学生)とまた旅行に行きたいようだし、iPhoneも欲しい。欲しいもの、やりたいことがあると、稼ごうという意欲が断然湧くんですね。私に媚を売るために夕飯作りもやってくれてます。

机上の勉強は嫌いだけど、どうやったら効率よく稼げるかをシュミレーションしてる様子で何やら全然違う分野に頭を使ってるみたい。

東京都内で待機していた場所が良かったからなのか、冬で寒いからなのか、Uberの依頼はたくさんあるみたいなので、一定数の利用客がいるんですね。私はUber eatsのあのリュックの中が衛生的なのか疑問だったため、頼もうと思ったことすらなかったです。

息子のリュックはまだ1年生のランドセルみたいに綺麗です。年季が入るまでUberをやるのか?稼ぎすぎて確定申告をすることになったり、うっかり扶養をはずれたりするのかはわからないけれど見守ろうと思います。

息子には稼ぐことに加えて、稼いだお金を守ることももっと教えないといけないなと思っています。契約ができる年齢ですからね。

投資云々よりまず騙し取られないこと。
これをもう少し教えるために私もまたお金の勉強をしておこうと思います。

キッチン下に入れない大きさになりました@次男

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