弱者の戦略〜ジブン株式会社ビジネススクール
ほぼ毎日お世話になっている木下さんのVoicy。
ビジネススクールを立ち上げるということで私もこっそり入学(!?)してみました。
木下さん本人もすごい方ですが、
「話を聞いて自分には何ができるのか?」
「自分の身の回りととどう結びつけるのか?」
を常々考えている木下ファミリーの皆様の姿勢から学ぶものがあります。
話を聞いて「なるほど」と思うだけだと、ほぼ自分のものとして消化できません。アウトプットがセットにならないと身につかない。頭ではわかるんですよね。
普段のアウトプット不足でちゃんとした言葉にできない、とっさに回答できない自分のもどかしさ。
何かに成功している人は等しく全員が「挑戦している」ことは間違えないと思ってます。
小さくてもとにかくアウトプットの数をこなさないと上達しないし、何も変わらない!ということで、まず書いて出すことにします。
ビジネススクールの今月のテーマは「弱者の戦略」
同じ武器なら兵力の数で勝敗が決まる
↓
弱者は強者と同じ戦略で戦ってはいけない
ざっくり言えばこういう話です。
強者は人員も資源も豊富であるため、弱者が同じ戦い方をすると負けてしまう。
なので弱者が取るべき戦法例としては
1. 局地戦
限定された市場に集中する、得意な場所で戦う
2. 接近戦
直接現地に行ってしまう
3. 一騎打ち
1対1の勝負に持ち込む
ということを具体例をまじえて説明していただいてます。ランチェスター戦略という言葉自体知りませんでしたが、理解できました。
ポイントとしては
*強者がやっていないことをする(正面から戦わない)
*特定の市場・分野で攻める
*地域、ターゲット、商品を絞り込む
みたいなことですね。
これを自分のことに置き換えて考えます。
以前は大きな企業でパートをしていました。
たくさんいる&替えのきくパートの中の1人です。
弱者です。
【過去やったこと】
局所戦
→みんなが後回しにすることをやる
接近戦
→わからなければ直接他部署に出向いて聞く
時々上司と一騎打ち
→業務改善できると思われることをとりあえず意見する
前の職場の私の部署は消耗品の発注から設備の修理まで扱う範囲が広く、店舗から電話がかかってきて頼みごとをされたり、様々な質問されたりすることの多い部署でした。
私はバックオフィスのパートなので、自分でできることを考え、誰よりも先に電話に出て(というかみんな電話に出たがらない)できる限り「たらい回しにしない」ことを決めてました。
店舗はお客さんがいて忙しく調べる時間がないからです。
わかることは「それは⚫︎⚫︎部が担当なのでそちらにお願いします」といいますが、わからないことはとにかく当たりをつけ、あれこれ聞いたり他部署へ行って調べたりして即折り返しの電話をしていました。
このことで、多くの仕事を覚えました。
徐々に店舗や他部署の人にも名前を覚えてもらえるようになり、その他大勢の名前のわからないパートから、じゅいさんと呼んでもらえるところまでいくことができました。
顔見知りになると仕事をいろいろ教えてもらえます。社員1人1人がやってる仕事や、他部署がやっていることも見えてきて仕事の流れや自分がその中のどの部分を担当しているのかがわかり、最初は本当に面白かったです。
案外、他の人がどんな仕事をやっているのか知らない人が多いんですよね。(そこの会社だけなのかな?)
知っていることが増えると、いつしか逆に同じ部署の社員から質問を多く受けるようになります。上司から「今度社内と社外を繋ぐシステムを作るんだけど、意見が聞きたいから会議に出てくれる?」とも言われました。
少しずつ頼りになっている実感があって嬉しかったですね。
雑務全般も率先してやっていたので、やはり雑談ばかりで手を抜いているパートさんよりも仕事を頼まれることが多くなり、また名指しの問い合わせ電話も増えてしまったため、自分で自分の首を絞めることにもなりました。(ストレスが増えました)
その後、問い合わせの多いものはみんながわかりにくいんだと、上司に相談して発注画面の表示順を変更したりして問い合わせを少し減らすことにも成功しました。もちろんデータをいじる時にミスをして重要なものを表示から消してしまい大失敗したこともあります。
「よくある問い合わせ一覧」を先輩と作成して配ったり、ごちゃごちゃと溜まってくる書類をみんなが探しやすいように整理したり、派遣社員さんがとっかえひっかえ来るので、誰がどこに座ってるかわからないという小さな問題も座席表を作ってPDFで配るなど率先してやりました。
私のできることは小さいです。
お給料の上がり幅も最短で上がっていたとはいえ、納得のいくものではありませんでした。勝てたわけではありません。
でも部署で日々戦い続けたことで、やり続ければ、名もなきパートでも多くの社員や取引先の人に覚えてもらえ、頼りにしてもらえるようになることはわかりました。これは自分がとても困った時に逆に助けになることも知りました。
現在は小さすぎる職場なので、どのように戦えばいいかわからず手探りです。まずは目の前の仕事を真面目にこなすことに集中します。
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