石垣島の新ホテル seven x sevenで地域創生を考える
旦那 : 石垣島の出張、土曜日会議あるから週末泊まってくるわ
私 : は?💢
→半ギレモードのままマッハで石垣行きの飛行機予約完了
この流れで、1泊弾丸ツアー in 石垣島を実現してきましたw 宿泊は、今年開業したばかりのseven x seven (セブン バイ セブン)。ファシリティよし、料理よし、ホスピタリティよしの素晴らしいホテルで、滞在中に来年の予約も完了🤭
ホテル旅そのものについて書こうと思ったんですが、ここのレストランBATIDA(バティーダ)のマネージャーさんとの会話をきっかけに「地域創生に関するモヤり」について考えることができたので、そちらが今日のトピックです👀
地域創生へのモヤり
地域創生とは。地方自治体と国・企業が一体となって、地域経済を活性化し、人口減少・少子高齢化を改善することを目指す取り組み、とYahoo先生は仰ってます☝🏻
私が地域創生と関わりを持ち始めたのは2016年。当時勤務していた会社で、いわゆる「地方」に点在する10軒以上のホテルセールスを仕事としていたことがきっかけです。夏休みなどの繁忙期を除き、放っておくと人が来ない。なので1年の半分はホテルを閉めてます、なんてケースもあり、ホテルに泊まる人の集客という観点で東京や大阪、京都と比べて明らかに落差がありました。
地域創生の仕事ではないけれど
担当しているホテルにたくさん宿泊のお客さんを連れてくる、が私たちチームの役割だったので、季節を問わず安定して、大きなボリュームの集客ができるよう試行錯誤しながら全力で取り組みました。そんな中で思ったのが
自分たちの仕事も地域創生の端くれかもしれん
宿泊ゲストが増えることで
スタッフの雇用が生まれ
地元食材の発注が安定的に増え
近隣のお店に送客ができ
その土地に落ちるお金が増える
地域そのものを創っていらっしゃる方々と比べられるレベルではないですが、間違いなくその地域に、中長期的に、少しばかりの貢献ができたのかもという手ごたえがありました。
地域創生、中途半端に語りたくない
その後転職し、大阪→福岡→東京と都市部のホテルに勤務。その土地に何らかの貢献ができればという想いではいますが、やはり以前がっつり地方のホテルを担当していた頃と比べて「地域創生」に関わっているとは言えない。地方のホテルに集客するのは本当に大変だったので、その大変さと比べたら...という気持ちもあります。大変だったからこそ、地域創生そのものをリスペクトしていて、薄っぺらい文脈で使いたくない、が本音です。
seven x seven 石垣レストランでの会話
seven x seven 石垣に滞在中、オールデイダイニング BATIDA(バティーダ)で4回お食事。行き過ぎた結果w とても親切なここのマネージャーさんと色々お話することができました。
石垣島に来る人はマリンアクティビティ目当ての人が多いけれど、本当はそれだけではない年中楽しめる魅力がある場所
ここに泊まりたい!というホテルや、ここで食事したいなという場所が増えることで、地元の生産者さんにもたくさん発注できるし、島全体が元気になる
日本国内にはオーバーツーリズムが問題になっている場所もありつつ、それはごく一部。こうして、ホテルが起点となってその土地全体が活気づくってすごくいいなと、同業者だからこそ強く思いました。
地域創生に関するモヤりの根源
seven x sevenでの一連の会話で
私自身が地域創生というワードそのものにモヤっていたのは「持続的に、地域に根ざして」が抜け落ちていて「一時的に、その場限りの」な見せかけだけの取り組みが多い気がしていたからだ
と気づきます。ずっとモヤモヤしていたのが超スッキリw 弾丸スケジュールで石垣島に来て、まさかの展開www
語るのは自由だけど
地域創生を語ってる人めっちゃ多いですからね...語るのは自由だけど、私自身の解釈は「持続的に、地域に根ざして」こそ地域創生なので、これから先、そんなホテルと積極的に出会いに行きたいです。元々、ホテルそのものが旅の目的地になるデスティネーションホテルに魅力を感じているので方向性が似てる🤔
ここまで来て、新たなデスティネーションホテルseven x seven 石垣の滞在もnoteに書きたくなりw 次回のトピックにします🤭
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?