選挙に行かなくなった結果、今の日本が作られた
政治のことよくわからない。政治に興味ない。
これまで選挙に行ったことがない。
友達の中で誰も選挙のことなんか話題にしてない。
どうせ行っても変わらない。
そうして若者が選挙に行かなくなったその結果が、今の日本だ。
総理の所信表明から「女性が輝く社会」の文字さえも消え、性被害を受ければ被害者に非があると責められる。世論や政治家の中でも賛成派が増えてきた中いつまで経っても実現しない選択的夫婦別姓や同性婚。児童手当の一部廃止。
もっとも助けを必要としている人に手を差し伸べない国、それが日本だ。
そんな社会を作ってしまったのも私たち国民。
変えていくのも私たち。
前回4年前の衆院選の投票率は53.6%。
一方で今からおよそ30年前、平成2年の衆院選はなんと73%のと最近の選挙では考えられないような高い投票率だ。(出典:総務省「国政選挙における投票率の推移」)
だから私は、少しでも今の社会に疑問を感じている人に、投票に行ってほしい。国民は政治を見ているぞ、と政治家に危機感を持ってもらいたい。
投票の手助けをしてくれるサイト
●小選挙区や比例代表において、どこに入れていいかわからない人は、様々なマッチングサイトがあるので是非試してほしい。
例えば朝日新聞が提供しているこちら↓
●ヤシノミ作戦
当たり前の選択肢がある社会を作ることを目的に、選択的夫婦別姓や同性婚に賛成していない候補者をヤシノミのように落とそうぜというサイト。
結婚したら姓を同じにするか、別々にするかなんて他人に決められるものじゃない。結婚する相手は自由に選べるようになったなら、その性別だって自由に決めていいはずだ。ただただ、その選択肢を用意してほしいだけ。
これはIT企業サイボウズの青野社長や、NO YOUTH NO JAPANの能條さんらが始めたプラットフォームだ。
●様々な質問に対する政党の回答を比較・公開しているインスタアカウント
さぁて千葉11区・・・
さて前回、候補者の演説シーンに出くわしたことがきっかけで始めてしまった選挙区リポート。
私が半年前に引っ越した地区では、小選挙区の始まった1996年からずーーーっと自民党の同じ候補が勝っている。(白目・写真はウィキ)
そんな保守王国は今回もきっと同じ候補者が勝つのだろうが、初めて千葉の田舎で迎える選挙、せめて候補者に直接会ってから投票したいと思った。
このnoteを偶然見てくれる人の中で、千葉11区に住んでいる人がいるだけでも奇跡だが、せっかくなので残しておく。
候補者②椎名史明氏・日本共産党
日時:10月28日 ツイッターの遊説予定を見て参加
約10分の演説で訴えたこと
4つのチェンジ
1)命の政治最優先の政治。8時間暮らせば普通に暮らせる社会⇨大企業、富裕層に税負担、消費税5%
2)環境 気候危機 2030年最大60%削減目
3)ジェンダー 男女平等選択的夫婦別姓、同性婚、性暴力の根絶
4)憲法9条に基づいた平和外交
とにかく比例は共産党に!自分の名前もほぼあげず。
ちょっと検索したら出てきた志位さんの訴えと言ってることほぼ同じ。
やはり組織組織の共産党、というイメージは拭えない。
演説後直接質問
Q共産党は他の野党の中でも高い目標掲げてるが?
椎名:科学研究に基づいて分析し、2030年までに50~60%削減実現が可能だということで、党としてこの目標を掲げているんです。
党で2030までの戦略パンフレット作った。さっきは1分しか話せなかったがホームページなどを見てみてほしい。
Q選択的夫婦別姓や、同性婚にも賛成ということだが、他の野党との違いは?
椎名:今回の選挙は野党共闘ということで、合意した共通の訴えがある。しかし細かな考えはそれぞれ持っている。是非じっくり考えてほしい。
やりとり以上・・・
おそらく今回も当選するであろう自民党の森英介氏。街頭演説の細かな予定は公開されておらず直接話を聞くことはできなかった。さすが自民党様様、対話する気がないのだろうか。
なかなか決め手になる訴えをしてくれる候補者がいない中、誰に投票するか決める方法のひとつとして、自分の関心の高いトピックについて候補者がどのような考えを持っているか。
私の場合、ジェンダー、子育て、環境の3つの論点において各候補者の考えを比較して投票する人を決めた。
今回の選挙は、いつもと何かが違う、毎回そんな気がして月曜日の朝がっかりする。
今回こそは、若者の投票率が上がることを祈るばかりだ。