真空と反原子

本作では平方根で余りが出ない電子密度の空間を、拡散収縮(=還元)する真空としています。

たとえば、地球を√100=10で水が還元する真空、太陽を√64=8で酸素が還元する真空とすると、

太陽光が当たった物質から太陽に向かって酸素が抜かれる仕組みになります。

本作では便宜上、ミクロ空間では原子として扱われるものが、マクロ空間では電子として扱われる、としています。ミクロのスケールでは大きな差でも、マクロのスケールでは大差がない(誤差の範囲)と考えます。小さ過ぎるものはそもそも認識されません。存在はしていますが、補正されて、視覚的には無になります。


電子数8の酸素は水の構成要素ですから、水を循環する地球と太陽の真空は、8個の電子を取り合っている関係です。

この時、√で計算しているのは電子(あるいは原子)の数です。

地球の真空が√100、太陽の真空が√64だとすると、相対的に地球の方が大きい真空になります。これを、重い、とすると、

太陽の真空が酸素から電子を奪っても、陽子は地球が掴んでいる、とします。

太陽は酸素から電子を吸い上げますが、電子は静電気のように陽子の周りに戻ってくるとします。

酸素の電子は、原子の電界内であれば陽子から離れて移動できますが、自力では電子殻を突破して原子電界の外には出られないとします。太陽に吸い上げられた酸素の電子は、真空に近付くほど高密度空間(電子殻)となり、冷やされ、気体から液体になるとします。

地球の大気の最外殻を一番軽い水素とすると、酸素は水素の助けで水分子になり、太陽の真空から離脱します。
(正確には、太陽の運動から置いていかれるのかもしれません)

すると、地球を公転する太陽の真空は、電子を補給することができません。永遠の真空です。この真空は水に覆われています。


これだからSFはやめられませんっ
(大興奮)

この水の中の真空は、どんな音がするのかしないのか・・・私は浦島太郎が亀に連れていかれた竜宮城の音姫を連想して楽しんでいます。

太陽の真空を、反酸素原子とします。





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