Day5 鏡と時空の歪み

2Heヘリウム電子から4Beベリリウム電子までをSFしながら、空間の電子密度の歪みがどのように発生するかを考えてみます。

ヘリウム電子は中心の周りを鏡面非対称に公転します。遠心力で公転軌道が大きくなると、空間の電子密度の平均が壊れて中心に真空が生まれます。真空が空気を吸うとヘリウムの速度が落ち、公転軌道も小さくなります。
ヘリウムの公転軌道は平面ですから、この時点では二次元です。この中心がヘリウム電子を引き寄せる力は重力ではありません。

ヘリウムの平面に対して真空にほぼ垂直に入ってこようとする電子は、相対的に磁力になります。弦理論的には、0真空→1磁力→2電子に電気が流れると考えます。

(超弦理論を読んだことはありません・・・)

しかし、真空が閉じると相対的磁力は空間の電子密度の平均から外側へ弾き飛ばされます。

そのため、相対的磁力はヘリウムの公転が作る真空と餅つきをしているかのように、中心に近付いては離れ近付いては離れを繰り返し、全体として三次元の電磁石になります。これを3Liリチウムと仮定します。

相対的磁石となる電子が移動することによって、空間の電子密度を平均にするために反対側の電子も呼応するように運動することになります。ヘリウムの公転に対して、相対的磁力となる電子対ができますが、4つ目の電子は電気が発生しない距離に位置します。ヘリウムの電子は鏡面非対称の関係ですが、リチウムと4つ目の電子の関係は向きが交互に入れ代わるベクトルです。全体として4Beベリリウムになります。

リチウム電子が真空から離れる際には真空からヘリウムを通して電気が流れますが、そのタイミングで真空に近付くベリリウム電子には電気が流れていかないと仮定します。ベリリウム電子はリチウム電子に対して極性を持ちますが、ヘリウムに対する磁力にはなりません。相対的磁力になるには距離が遠い、つまりベリリウム側の時空は歪んでいないと考えます。時空の歪みとは、電磁力による交流電流と、半球にだけ通電している状態が生み出す位相差です。すなわち季節(再生と逆再生)と時間(光が鏡に反映されるまでの遅れ)です。

(・・・北半球には通電してるが、南半球には通電していないことになります。)

このリチウムとベリリウムを地球に置き換えると、北極と南極です。定期的に電気が届く北極と、全く電気が届かない南極です。

この、電気が流れる時にy軸方向の対電子が水平方向に対して下に沈む様子は、よく見かける相対性理論の重力場が落ち込んでいる図と重なります。

(ヘリウムの公転面と交わるバランスが+ではなく十で発電すると考えます。)

(電磁誘導による時空の歪みは、三股にゴムを張ってパチンコ玉を飛ばす原理だろうとSFします。溜めと解放=交流電流です。)

ちなみに、本SFでは4Beベリリウムを鏡のように扱っています。この仮説に基づくと、南半球の(夜)空は北半球の(夜)空を映している、ということになります。

(つまり、南半球の空は北半球の電気を反射している、と考えます。光が届くまでの遅れが半年と考えます。)

これが螺旋の始まりです。

本作はSFです。

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