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サスティナブル社会について①

こんにちは。今井愛理です。

今回は、世界中で取り組みが進んでいるサスティナブル社会について再生可能エネルギーを交えてコラム的にシェアします。

◉なぜ再生可能エネルギーが必要なのか

再生可能エネルギーとは、温室効果ガスを出さずに生産できる低炭素な国産エネルギー源を指します。具体的には太陽光・風力・地熱・水力・バイオマスが挙げられます。

クリーンなエネルギー、地球環境に優しいというイメージも強いと思います。では、なぜ再生可能エネルギーにスポットライトがあたり、必要とされているのでしょうか。

2016年に発行したパリ協定で世界の平均気温上昇を抑えることが合意され、そのためには温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、フロンガス、一酸化窒素などなど)の排出量を削減することが必要となっています。再生可能エネルギーは、この温室効果ガスを排出しないため、パリ協定の実現を期待されているエネルギー源なのです。

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2019年度の温室効果ガス総排出量は約12億1,200万トンCO2。

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2019年度のCO2排出量は約11億800万トンCO2。

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(引用:環境省HP「環境白書 第2部各分野の施策等に関する報告」https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/r03/index.html)

ただ、簡単に排出量を削減といっても、温室効果ガスは社会経済活動に伴い排出されるものです。主な社会経済活動内容としては、産業部門・運輸部門・業務その他部門・家庭部門・エネルギー転換部門などが挙げられます(上図)。

これらの図は2019年度の統計値で、現在は多少の変動がみられるかもしれませんが、おおよその割合は分かります。温室効果ガスの中でも特に二酸化炭素の排出量が多く、さらに部門ごとの二酸化炭素排出量をみると、産業部門(鉄鋼業、化学工業、機械製造業といった製造業等)、運輸部門(旅客輸送、貨物輸送等)が大きな割合を占めていますね。

◉国、世界をあげて再生可能エネルギー利用を推進

なるほど。まずは割合の多い産業部門、運輸部門における温室効果ガス排出量を減らすため、再生可能エネルギーをこちらの部門へ応用していく、大元を叩くという世界としての方向性は最もだと考えます。

今回は、以下の資料を元に産民官の総論的な内容をまとめました。現代社会に生きる上で必要不可欠な知識だと考え、引き続き本テーマについては取り扱っていきたいと思います。


最後までお読みくださりありがとうございます。

今井愛理





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