10月牡羊座満月 過去から自由になって、望みを描く
昨日10月20日は満月でした。
満月はいろいろなものが「満ちる」タイミングであったり
地球に働く引力も強くなるので、体の70−80%が水である、私達人間も心身ともに揺らぎやすいタイミングでもあります。
自然のリズムで生きていると、新月満月の影響を何かしら受けやすいような気がしていて、逆に月の満ち欠けを意識していると、生活リズムや体のリズムも整いやすい気がします。
1.星読み的満月とは?
満月は占星術で見ると、太陽と月がオポジション(180度)をとった時の配置。(新月はコンジャンクション=0度)
オポジションはハードアスペクトと言われ、緊張感が強い配置と言われることもありますが、互いを補いあったり、自分の中の矛盾したものを統合するような要素もあります。
また、月は自分の内面や秘められた想い、太陽が外側に見せる自分の顔や表現と考えると、自分の内面を表現していく、表と裏の矛盾を統合していくのに良いタイミングであるとも読めます。
つまり、満月の前後のタイミングは自分と向き合って、再確認した自分で自己表現していくのにぴったりなタイミングなのかなと。。。
2.今回の満月は月牡羊座27度ー失われた機会の復活
そして今回の満月は月が牡羊座27度での満月でした。
牡羊座というのは、12星座の中でも始まりのサイン。
占星術では12サインを人の一生になぞらえます。
そのトップバッターの牡羊座は、いわば生まれたての赤ちゃん。
可能性の塊で、好奇心が強く、怖いもの知らず。
物事を始めて、どんどん進めていくエネルギーがあります。
そしてそれぞれのサインを1度ずつに区切ってシンボルを当てはめる、サビアン占星術の牡羊座27度のシンボルは
「想像の中で復活された失われた機会」
です。
このキーワードから受け取るものは人それぞれだと思いますが、私が感じるメッセージは、今まで失敗だと感じたこと、やってみたいけど諦めていたことと向き合うタイミングが今!という感じ。
再チャレンジや、諦めていた夢がイメージすることで現実化する
ありたい未来、実現したい望みを改めてしっかりイメージすることが大切
そんな言葉が浮かびます。
私自身、ここ数日、過去の体験、痛みや辛さのある体験を今の自分で見直してみる、深い部分の自分と向きあう機会が次々とあって。。。
家族や居場所、愛に関することだったり、仕事やお金に関することだったり。。。そして、その根っ子は実はひとつなんだなぁとの気付きがあって。。。
そこから、「自分はどう人生を創っていきたいのか」を最確認したタイミングでした。
今回の満月での太陽のサビアンは天秤座27度で
「頭上を飛んでいる飛行機」
このシンボルは
高いところから俯瞰して自身や物事を眺める
自由に飛び立ち、行きたいところへと向かっていく
そんなイメージがあり、状況を俯瞰してみれば、何事も本当の意味で自分を縛るものなどなく、自由に次のレベルへと進んでいけることに気づかせてくれるタイミングではないかな?と思います。
2.牡羊座満月のメッセージ
もし、今あなたが、過去の失敗に囚われていたり、心にかかることがあるならば、あらためて真正面から自分の望みと向き合い、その実現をイメージすること。
そして身動きがとれないような気がしているのならば、状況をちょっと高いところから眺める気持ちで見直してみる。
そうすると、ふっと気持ちが自由になったり、打開策が自然と出てきたり、
失敗だと思っていたことは、実は失敗ではなかったことに気づいたり。
するかもしれませんよ!
ぜひ、イメージを膨らませて自由に空を飛ぶ気持ちで過ごしてみてくださいね♪
3.星読み的応援メッセージ
今回の天体配置では、幸運拡大の星木星と行動力の星火星が、60度というサポートする角度でかかっています。
なにか新しいチャレンジをしてみたい、始めてみたいことがあるならば、今がアクションを起こすチャンスかもしれません。
7月末から逆行していた木星は10月18日に再び巡行に戻りました。
逆行中は過去にやり残したことが再び浮上してきたり、未消化の感情なども浮かび上がってきたかもしれません。そんな逆行期間後の今、月のサビアンシンボルの示すとおり、その過去の出来ごとの中でも「すれ違った幸運」と出会いなおし、手に入れることが出来るタイミングのようです。
自分には無理かも?と思うことも、「欲しい、やりたい」と思えるあなたには、「すでにそれが出来る力、機会があるからこそ、望むことが出来る」ことを思い出して、勇気と確信をもって一歩足を踏み出してみてください。
2021年10月21日
True Selfナビゲーター
清水 えり